iPhone をピストルで撃ち抜いたり、火炙りにしたり、日本ではあり得ない実験が海外では行われている。
ファーウェイ P30 Pro もご多分に漏れず、海外レビュワー(もはやクラッシャー)の犠牲となった。
GSM Arena で紹介されている動画では、P30 Pro は前作のP20 Pro より耐久性が高いという。
頑丈なスマートフォンを求める人には朗報だろう。
①本体全体に傷をつけるテスト
動画(JerryRigEverything氏)では「傷つける」、「燃やす」、「曲げる」という主に 3 つ実験が行われる。
数々のスマートフォンを破壊してきた同氏、まずはディスプレイに傷をつけるテストを 10 段階にわたって実施。
かなり強度があるらしく、7 段階目でようやく目立つ傷が入るくらいだった。
ここまで傷に強ければ、フィルムなしでの運用も心配ないだろう。
(まるで黒板を金属でひっかくような音。観ていて耳が痛かった)
本体サイドのメタル部分は、カッターで剥げるも動作には問題なし。
テレビリモコンとして動作する、赤外線部分も容赦なく傷を入れられる。
②「燃やす」、「曲げる」にも耐える
次に、ディスプレイを「燃やす」実験。ライターで着火する。
( 22 秒間にわたり、一箇所を集中的に熱するテスト)
火の当たった部分には凹みができて、数秒間は反応しなくなる。
(左の白い部分は光の反射。中央のくぼみが焼かれた部分だ)
ところが暫くすると、何事もなかったかのように動き始める。半ば信じがたいが、確かな耐久性がみてとれる。
そして最後に「まげる」テスト。本体構造に問題がないかを試す意味もあるそうだ。
(昨年の P20 Pro はこのテストで破壊された。そりゃそうだろう・・)
かなり力が入っているものの、なんと割れなかった。
エッヂディスプレイ採用で落下に強くなり、構造的にも硬くなっているとのこと。
最後に
というわけで、全てのテストに合格した。さすがに米国 MIL 規格には及ばないが、かなり頑丈であることに間違いはなさそうだ。
昨年、最強と言われた P20 Pro を自ら進化させた P30 Pro。日本版の発表も心待ちにしたい。
出典:Huawei P30 Pro survives a torture test with a few scratches
Twitter をフォローする!skyblue_1985jp