2019 年 6 月期ということで「LINE 」や「メルカリ」が決算内容を発表した。
タイトルの通り LINE は 266 億円、メルカリは 126 億円の赤字で、その主な理由が「キャッシュレス投資」とされている。
20 % 還元キャンペーンとか、◯億円プレゼントなどやっているから「そりゃそうだ」と思われるかもしれない。
彼らが投資を続ける理由はシンプルで「この戦いに勝てる」と本気で思っているからだ。
200 ~ 300 億くらい余裕な企業
このキャッシュレス戦争も PayPay に関しては「勝ち」が見えてきたように思われる。
秋葉原で使えるお店が圧倒的に多いという記事を書いたのちも増え続けている。
(ゲーセンにも導入される PayPay と LINE Pay )
前者は Alipay 後者は WeChatPay に対応しており、国内顧客だけでなく中国人観光客を自動的に取り込めるのだ。
巨額資金をもつ企業からすれば 200 ~ 300 億の赤字は想定内なのだろう。
何よりシェアを確立すれば投資額はすべて回収できるうえ、決済手数料だけで儲けることができる。
まさに秒速で 1 億円稼ぐようなもの。
後発組は地獄がみえるかも・・・
それでも「Pay」のつく規格はまだ出てくるが、負ければ悲惨なことになるだろう。
開発費用、宣伝費用だけが借金としてのこり努力が水の泡になってしまう。
この戦いを甘くみたセブンイレブンはまさに典型で、お金だけでなく顧客の信頼を大きく失うことになった。
群雄割拠のキャッシュレス時代、天下をとるのはPayPay か LINE Pay か、それとも大どんでん返しはあり得るのか。
思った以上に展開は早く、2019 年内にはほぼ終結するのではないだろうか。
出典
LINEの1~6月期、最終赤字266億円 スマホ決済で投資費用かさむ
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