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NFC で地下鉄に乗れる世界、シンガポールのキャッシュレス事情

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常夏の国シンガポールはとにかく暑い。ふつうなら歩ける距離でも大事をとって地下鉄で移動することにした。そこに待ち受けていたのはキャッシュレス社会。

切符売場にクレジットカードが備えてある。それも VISA と Master に並んで AMEX や中国の銀聯 ( Union Pay ) が続くと思いきや JCB がある。

なんと親日的と感心しながら振り向くと、さらなる驚きが待ち受けていた。



① Visa PayWave で地下鉄に乗車できる

なんと手持ちのクレジットカードが VISA Paywave に対応していれば、かざすだけで改札口が開くのだ。

 

これはビックリだ。ふだん日本で使っているクレカが乗車券になる。乗った分だけ後から請求がくる仕組みだが、実に素晴らしい。

昨日の記事で紹介したばかりの PayWave。非対応カードの場合は Samsung Pay などスマートフォンに取り込めば対応できる

使いすぎが怖い人にも安心、銀行キャッシュカードが対応している。

Suica が足りなくなったら自動チャージするなんて次元ではない。世界中の人が日ごろ使っているカードを受け入れてくれる。

 

② その一方で見えた側面

とにかくクレカ普及率がとても高い。しかし一方で日本なら考えられない手数料の発生がふつうに存在しているのも事実。

例えばマスターカード以外で支払うと手数料が発生するタクシーに遭遇した。日本だと現金と同一料金でなければ加盟店違反として通報されるだろう。

車内には「Master カードで支払えば手数料が 0 ドル」と公にされている。

日本でも「手数料を顧客に負担させる」条件ならば、カード普及は進むだろうか。

それを払ってでも日本人はカードで支払うことを望むだろうか。

今キャッシュレスが盛り上がる日本に持ち帰って議論できる材料がほかにも多く転がっていそうだ。

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