これまで何度も記事をかいてきた通り、筆者はよく香港にくる。
これだけ何回も来ていると色んなサービスを受けたくなって、気に入ったお店のWeb サイトの会員登録をするのだが、香港の電話番号がないと SMS 認証コードを受け取れず登録できないことに悩んでいた。
現地ならまだしも、日本にいると特に苦労する。いっそのことキャリア契約するかと思い、今回の訪問でショップの門戸を叩いてみた。
旅行者でも簡単に契約できる
結論から書くと旅行者でもホテルの住所とパスポート、月額払いのクレジットカードさえあれば契約できる。
(ホテルの住所がわかる物を用意しておこう。部屋番号まで聞かれる)
この辺りは日本より甘く、そこに住んでいる証明すら求められない。きっと電話による犯罪(オレオレ詐欺)みたいなことがよほど少ない国なのだろう。
ただし緊急連絡先として「香港」の電話番号が何かしら求められる。現地に住む家族や友人の番号でもいいとのことだが、何もなければ音声通話付きプリペイド SIM の番号でOK。
ちなみにその音声付き SIM も中国移動香港の店頭で身分証なしで購入できる。ザルのような、いやなんでもない。。
あとは説明を受けながら契約を進めるだけで混雑がなければ 20 分ほどで完了する。
料金のシステムは高い
日本と同じ 2 年契約が一般的で、最初に 1,000 ドル(約 13,800 円)のデポジット金が発生する。
「解約したら違約金として貰いますよ。でも 24 ヶ月使ったら返しますよ」という日本と異なった仕組みだ。
月額料金はもちろん使い方によって異なってくる。そして旅行者であれば、当然ながら香港にいる時しか使わないので、キャリア契約なんて勿体ないと思うだろう。
(iPhone 発売日ということでメディア関係者が集まっていた)
ただ Smartone に関しては「香港・日本・中国・マカオ・台湾・シンガポール」でギガをシェアできるプランがあり今回はそれを契約した。
毎月 6 GB のデータ通信付きで月額 730 ドル(約 10,000 円)とかなり高い。ここは少し戦略的に契約する必要がありそうだ。
端末とセット購入で割引を得よ!
毎月 1 万円は辛いので端末とセットで購入することにした。
たまたま在庫のあった iPhone11 Pro Max を購入すると毎月 308ドル(約 4,250 円)が 24 ヶ月に渡って発生する。日本でいう月々サポートだろう。
(スタッフの説明書き。中国とマカオでは + 2.5 GB 使えるらしい)
おかげで月額約 5,750 円で国内外で利用できる契約ができた。まだ割高に感じるが普段は日本でメインにすれば良い。
そして iPhone11 Pro Max は購入したものの発売日の本日かなり入手困難にある。何なら売却すれば購入金額より高くなるので戦略的に契約するといいだろう。
唯一の壁は言語
ここまで難しいことは一切ないのだが唯一の壁は言語だろうか。さすがに日本語を話せるスタッフはいないので英語か中国語が求められる。
とくに注意書きに対する署名が日本と同じく何回もあるので、自信のない人は中国語か英語が話せる人を連れてこよう。
というわけで念願のキャリア SIM を契約できた。これより圧倒的に安い持ち方はおそらくあるだろう。
色んな情報が転がっているネットで見つけた1つの情報として他の記事と比較・参考にして頂ければ幸いだ。
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