「タピオカ」や「ボトムズ」と揶揄されながら iPhone11 Pro/Pro Max の 2 モデルは高額にも関わらず飛ぶように売れている。
いっぽうで XR を引き継いだ標準モデルは注目度がイマイチで、秋葉原やアップルストアでも在庫は軒並み余っているではないか。
今回はもっとも注目されるべき iPhone 11 標準モデルの素晴らしさをお送りしたい。
上位モデルに劣らぬ外観
まずは外観から見ていこう。6 色展開の iPhone11 は淡いパープルやグリーン、鮮やかなレッド、シックなブラックなど色によって特性が分かれている。
写真左が iPhone11, 右が iPhone 11 Pro だが両者を比べても著しく高級感に劣るなんてことはない。
そして筆者は鮮やかさに一目惚れした Product Red を選択。サイズや重さは XR と同じでありながら 2 眼レンズになっただけで XR とはまるで違った印象だ。
ベゼルが太いことを覚悟していたのだが背面から側面のレッドの鮮やかさを黒いベゼルで仕上げているようでむしろ美しい。
あとはケースやバンパーなどアクセサリー次第で自分好みの一台にカスタマイズできるだろう。
Android を黙らせるパフォーマンス
ここで少しだけスペックに触れたい。まず強調しておきたいのはiPhone11 は上位モデル Pro/Pro Max と同じ A13 Bionic チップ搭載という事実だ。
試しにベンチマークを計測したところ、結果は 38 万点オーバーで Galaxy Note 10+ を遥かに上回っていた。
(iPhone11 と出なかったが再び試してみる予定だ)
つまり 7 万円台から購入できる標準モデルでありながら処理能力において最新のハイエンド Android にまったく劣っていないことがわかる。
今流行しているゲームはもちろん、今秋にリリースされた Apple Arcade やマリカーなど新しいコンテンツも十分楽しめるはずだ。
カメラも大幅に進化
今回のキモである「広角」や「ナイトモード」を試してないが、それでもすぐに喜びを感じたのが「ポートレート」機能だ。
単眼レンズだった XR では背景をボカせる被写体が「人間」だけに限られており「物」は対象外という残念な仕様だった。
11 でこの問題が解決され被写体を捉えるスピードが早くなっている。
被写体と iPhone の距離が近くても背景がボケるようになった。
パッと撮ってみただけだが、ここまでボケてくれる。もちろん広角も搭載しているのでまた折に触れて試していきたい。
最後に
昨日に箱から取り出して、本日まだ 2 日目にも関わらず次々とレビューポイントが出てくるではないか。
これは決まって「当たり」の端末である特徴であり、これから少しずつ注目を集めてもおかしくないと確信している。
またこれから 1 ~ 2 週間使い倒して改めて気づいた点をレビューしていきたい。そして購入するなら増税前・法改正前の 9 月中がお勧めだ。
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