先日、楽天モバイル回線で山手線 1 週チャレンジを試みた。アクシデントで途中棄権したものの概ね 90 Mbps が最速だった。
今度は埼玉県でもテストしたところ優に 160 Mbps を越えてきた。
無料サポータープログラムのレポートとして使用感を書いていきたい。
楽天圏外の場所では 100 Mbps 越え
楽天モバイルは 2026 年まで au ネットワークを借りる事になっていて、自社の基地局がない場所では au の強固な電波を受信する。
そのためか春日部市や越谷市など楽天圏外エリアでは常時 au 4G へローミングされて 160 Mbps を超えるケースが目立った。
(au Band 1 + 18 のキャリアアグリゲーション)
ただしそれはもはや au 回線でしかないとも言えるため、いくら爆速とて楽天モバイルとしては手放しに喜べることではない。
2 社のネットワーク切り替えが発生しないエリアにおいては快適そのものだ。
「下り」電波が途切れやすい
埼玉県北部がほぼ楽天圏外である一方、さいたま市の南浦和から川口市にかけては割と基地局が整っていることにも気がついた。
ただし都内とおなじく au 電波との切り替えがうまくいかず、圏外になるか「下り」が切断されてしばらく「上り」だけ繋がっている状態がつづく。
(繋がっているように見えて「上り」しか点灯していない)
言い方をかえると「楽天基地局が集まっている場所ほど不安定」という非常に惜しいことが起きているのだ。
この途切れやすいのは本サービス開始までに解消されるべき一番の課題だと感じている。
イーモバイル時代より強い
思い返せば 10 年前、イーモバイルという第 4 のキャリアが楽天モバイルと同じく 1800 MHz 帯 3G で参入した。
他社の電波をかりることなく都市部の量販店でしか目立った営業ができず、なにより知名度がまったく不足して契約者純増に苦しんだ。
それに比べて楽天の知名度は桁違いであり、基地局のない場所でも au に繋がれば問題なく使えてしまう。
とにかく急ぎ基地局を増やして「下り電波途切れ問題」をクリアしていけば、当時のイーモバイルよりも圧倒的に有利な状況になれるのではないだろうか。
これからも時間をかけてネットワークの使用感、気になったこと、改善されたことなどをご報告できればと思う。
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