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Apple Pay や Google Pay が日本でも根付いているが、海外では Samsung Pay なる規格がある。
恐らく海外から Galaxy を輸入した人ならアプリが入っているのを見た事があるだろう。
もしかすると Felica や QR コード決済より優れているかもしれない。
SAMSUNG Pay は磁気カードにもなる
Samsung Pay とは Galaxy スマートフォンにクレカを読み込ませ、NFC 端末に「ピッ」とかざせば決済できる仕組みで一見すると Apple Pay や Google Pay と何ら変わりはない。
(香港のマクドナルドの決済端末。NFC やクレカに対応している)
何がスゴイのかといえば、NFC 決済端末ではなく「カードリーダー」しかない店舗でも、リーダーにタッチすることで磁気決済ができてしまうのだ。
これはインフルエンサーの「どりきん」氏が動画を UP しているのでご覧いただきたい。
(出典:衝撃!凄すぎる最強の電子マネーを使ってみた!)
Apple Pay や Google Pay と違って、NFC 決済端末がない場所でもタッチ決済ができてしまうのだ。これは便利すぎるだろう。
セキュリティ面での評判もたかく、筆者もぜひ使ってみたいと思ったが輸入した Galaxy では日本のクレジットカードを利用できない。
日本では展開されていない
日本で導入されていないのは様々な理由が考えられる。何よりもまず Galaxy のシェアが他国より圧倒的に低い。
(日本では日本メーカーのシェアが iPhone の次に高い)
さらに韓国企業というだけで避ける人がおおく、サムスン電子日本法人は戦略的に"Samsung" というワードを " Galaxy" に置きかえている程だ。
(2015 年頃から完全に Galaxy の呼称が定着した)
こうしたことから日本法人が本気で Samsung Pay を導入するかは不透明だし、可能性としては低いかもしれない。
最後に
ただし完全に望みが無いかと言えばそうでもない。インバウンド対策としてマクドナルドやローソンなどが NFC 決済を取り入れている。
また VISA カード公式ページでは「これからの VISA はタッチで払う」と謳っていて、 NFC 決済がトレンドになる可能性が見えつつある。
そうしたキャッシュレス社会になって、そして Galaxy 端末の人気がこのまま高まれば日本でも Samsung Pay の話が出てくるかもしれない。
今はまだ夢物語かもしれないが、これは是非とも日本進出を期待したい規格だ。搭載されれば Galaxy を欲しがる顧客もさらに増えるかもしれない。
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