よく新しい建物が立つにあたって「◯◯円お支払いするので、立ち退いて頂けませんか」といった話をきく。
そして大多数の人が立ち退いても「この土地は売らないぞ!」と数人の人が残りつづけるという話も聞いたことがある。
じつはこの状況「携帯電話を 3G から 4G へ乗換えてください」という巻取りによく似ているのだ。
3G ケータイ巻取り合戦・・・
大手 3 キャリアは 2019 年こぞって 3G 停波とその時期を発表した。もっとも早く停波するのが au で、現在は iPhone8 や XR を一括 1 円などで交換してくれる。
ドコモも同様に 11 月は iPhone8 との交換を確認したが、12 月に入ったら iPhone XR が出てくるなど条件が良くなってきた。
そしてソフトバンクも参戦してきて、12 月 31 日には他社から 3G ケータイの乗換えで Xperia1 一括 1 円という案件もビックカメラアキバで確認できた。
(条件は契約書類やコールセンターで 3G 契約であることを確認できること)
3G 回線はゴールデンチケット
というわけで、2020 年からキャリアに応じて「4G 機種にお乗り換えください」の掛け声は強くなってくるだろう。
ここで注意して欲しいのが「一括 1 円だからといって安い機種に簡単に変えてしまうこと」だ。
例えば今、ドコモが Galaxy A20 をタダ同然の価格で長期ユーザーにばら撒いている。
否定はしないが、こうした本体価格 2 万円前後のスマホと 3G ガラケーを交換してしまうのは非常に勿体ない。
繰り返すが 3G ケータイは iPhone XR などと交換できるゴールデンチケットなのだ。
(本体価格 22,000 円の端末を 1 円にするのに 3G ケータイは勿体ない)
ドコモに至っては一部で iPhone11 と交換できるお店も出始めていて、気長に機種変更や MNP せずに待てる人が有利となりそうだ。
最後に
高額機種の一括 1 円販売は完全に無くなってしまったが、3G ケータイからの機種変更・MNP は割引の例外になっている。
来年もこの動きは続きそうであるが、とにかく 3G 携帯は新たに作ることができないゴールデンチケットであることを覚えておこう。
また 3G ケータイに見せかけて 4G ケータイを持ち込んで契約しようとしてもチェック体制がとても厳しいと言われている。
虎視眈々と新たな機種をまって 5G 完全対応!を謳う機種が出てからでも全く遅くはないはずだ。
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