9 月 9 日未明より Pixel 3, 4 シリーズに Android OS 11 が降臨しアップデート可能になっている。
最新 OS 世界同時配信とダウンロードこそ Pixel の魅力であり、この瞬間はいつもワクワクする。
(筆者の Pixel 4a。朝起きたら更新可能になっていた)
色んな新機能が紹介されていて、後ほどゆっくり試そうと思う。それより驚いたのがタイトルの通り、 Android 11 へのアップデートで Pixel 3a に eSIM が登場したという報告が相次いでいることだ。
神機爆誕か Google の消し忘れか
報告されているのは Pixel 3、 3a、Pixel 3a XL 。 もともと海外モデルでは eSIM 仕様であるから日本版に突然出てきても不思議ではない。
docomoオンラインショップで2万円だったPixel 3XLもeSIM項目出てきました。肝心のeSIM未契約なので動作確認出来ませんが… https://t.co/tvmEGfsThV pic.twitter.com/evhRLOd1M5
— ポッタル (@Pottal_MDS) September 9, 2020
(「ポッタル」さんのツイートから引用)
3aのみじゃありません、FeliCa搭載でeSIMそのものが省かれたはずのPixel3にもありました。 pic.twitter.com/HKE28ToGTs
— のんびりやっさん🚀 (@Amaryllis_1428) September 9, 2020
(「のんびりやっさん」はその後の eSIM 検証までしてくださった)
筆者もちょうどPixel 3a をお借りする機会があったので Android 11 にアップデート。
待っている間に motorola razr 2019で利用した海外 eSIM "moshi moshi" を用意してスタンバイしていた。
(楽天モバイル UN-LIMIT は一度の検証に 3,300 円発生するので遠慮した)
ところがアップデートが終わると eSIM の項目が出現していないことに気づく。
(香港契約の SmarTone HK SIM を挿入している)
モバイルネットワークの右側に「+」の文字が出現するはずが、再起動しても SIM を入れ替えても出現しない。
どうやら eSIM が出てくる人と出てこない人に分かれるようで、どちらの挙動が正しいのかはハッキリしていない。
ただ項目がでた場合でも、eSIM を書き込んでデータ通信まで成功した例はほとんど出回っていない。だとすればバグで ROM に搭載された可能性もあるだろう。
Google の意図で大きく左右される人気
ただし eSIM を追加しようとたのか、間違って ROM に記載されてしまったのか、Google がどちらを意図したのかによって、人気が大きく分かれてくる。
というのも同モデルは全国のソフトバンク・ショップおよびオンラインストアで 21,984 円で販売されている。
もし eSIM 対応となれば Pixel 4a より 2 万円やすく Dual SIM + Felica の環境が手に入ることから、ふたたび争奪戦になる可能性が高い。
また中古市場においても 2 万円台で気軽に購入できること、アップデートがあと 2 年続くことを考えると eSIM 対応か否かは今後の Pixel 3 シリーズを大きく左右するのだ。
それだけに Google の公式コメントが待ち遠しく、次の修正アップデートが全てを物語るだろう。
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