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au「データ Max 5G」 が 3,480 円(税別)で使い放題!UQ モバイルから MNP で激安に【10 月 1 日から】

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UQ モバイルの長期ユーザー(12 ヵ月以上)に朗報が飛び込んできた。10 月 1 日以降、au に MNP すると通常 8,650 円の使い放題プラン「データMAX 5G」 が 3,480 円(税別)できる。

しかも UQ モバイル契約解除にあたり違約金、予約番号発行手数料、au 事務手数料などの諸経費がすべて免除。最近あまり見ない大胆な割引なだけに筆者も思わず「まじか!」と声をあげそうになった。

一体どんな狙いがあるのか考察しながら中身を見ていこう。



6 ヵ月間 3,480 円 で使い放題

まずは料金プランと割引の詳細をみていこう。

割引対象となるのはデータMAX 5G ALL STARパック、データMAX 5G テレビパック、データMAX 5G Netflixパック、データMAX 5G、データMAX 4G LTE テレビパック、データMAX 4G LTE Netflixパック、データMAX 4G LTEと多岐にわたる。

下の図では「データ MAX 5G」と「データMAX 4G LTE」が例に挙がっており 4G か 5G は利用する機種に応じて選択可能。いずれにしても UQ から au への移行特典として 3,020 円割引が 12 ヵ月間受けられる。

さらに 5G プランの場合は「5G スタート割」が発動。追加で 1,000 円の割引がこれまた 12 ヵ月間つづく。この時点で 4,020 円安くなっている。

(2 年契約もしておこう。違約金は 1,000 円なので 10 ヵ月で元がとれる)

さらに契約から 6 ヵ月間は「スマホ応援割Ⅲ(1,000 円割引)」が発動。結果として 8,650 円のプランを 6 ヵ月間は 3,460 円で運用可能となる。

 スマホ応援割が終わる 7 ヵ月目からは 4,460 円となるが、とにかく 1 年間はかなりお得に 5G プランを運用できるのだ。

割引総額は(3,020 × 12)+(1,000 × 12)+(1,000 × 6)=54,240円。いったいこのプランにどんなメリットとデメリットがあるのだろうか。

 

メリット

まずはメリットから見ていこう。データ Max 5G/4Gはパケット使い放題で、動画をたくさん観る人、大量のアプリをダウンロードする人、ゲーマーなどに向いている。

使いすぎると数 Mbps に制限されるも、まったく使えなくなることはない。

(まだまだ少ないがスポット単位で 1 Gbps を越えることも)

さらに別枠で毎月 30 GB まで「テザリング」が可能なことから、外出先で PC のルーター代わりにもできるだろう。

(筆者が検証で使っている データ Max 5G。今月は 48 GB 使った)

要するに UQ モバイルには用意されていない超大容量プランを、UQ モバイルさながらの料金で受けられるのが一番のメリットだ。

この料金水準は au 回線を家族 4 人で契約し「au ひかり」や「au でんき」など複数サービスを併せないと実現できない。それをたった 1 人で 3,000 ~ 4,000 円台にできるのはかつてないボリュームだ。

au Wi-Fi などキャリアサービスを受けながら iPhone や Android スマートフォンなど好きな端末を存分に楽しめる。



デメリット

逆にデメリットは 2 年目からは正規料金に跳ね上がる点だ。つまり 12 ヵ月で一連の割引が終了するため、4,000 円台で維持していたのに倍になってしまう。

もともと低価格指向で UQ モバイルを選ぶ人なら特に痛手となる。したがって UQ から au に移行する際は「1 年後には必ずまた乗り換える」と割り切っておく必要があるのだ。

そのあとは UQ モバイルに戻るもいいし、その時その時で割引が大きい MVNO 等に乗り換えるといいだろう。理想的なのは菅総理大臣主導のもとキャリアが大幅な値下げに踏み切ることだが、それはまだまだわからない。

 

5G を見据えた 2 つの目的

ところで KDDI はなぜ急にこのような割引を仕掛けたのだろう。筆者の見解にはなるが主に 2 つあると思われる。

1つは KDDI から顧客を出さないこと。つまり UQ から au、au から UQ への移行で顧客をキープすればドコモやソフトバンク回線への流出と解約を同時に防げぐことができる。

じっさいソフトバンクは「番号移行プログラム」という名称で Y!mobile からソフトバンクへの MNP に対して違約金や手数料の免除、1 年間の 1,000 円割引などを先駆けて行っている。KDDI もこれに倣ったやり方だろう。

そしてもう一つの目的が 5G 契約者数の底上げだ。2020 年~ 2021 年の秋冬モデルはすべて 5G 対応スマートフォンでラインアップを固めた au は、とにかく契約者を増やしたい。

(圧倒的な人気を誇る Galaxy、安定の Xperia や AQUOS など全モデル 5G)

そこでまず UQ モバイルの長期ユーザーがターゲットになったのだろう。5G 契約者数でドコモとソフトバンクに負けないよう全力を尽くしているのだ。

そして決算報告会などで「KDDI が進んでいる道は正しい。これだけの支持を得て順調に成長している」というフレーズを株主や投資家に示すのが真の目的とみて間違いない。

「1年間で 5G 契約〇〇万人契約突破!」の一言のために基地局より先に契約者を増やすつもりだ。



色んなキャンペーンが出てくる可能性

5G 契約者を底上げする KDDI の戦略はいろいろ出てくるだろう。UQ から au への番号移行はあくまでその第一弾といえるだけで、3G ケータイから 5G 契約すると 980 円から持てる「スマホスタートプラン」も 10 月 1 日から開始される。

このように色んな切り口から 5G プランを優遇するキャンペーンが出てくるものと思われる。

噂される 5G 対応 iPhone 12 だってその一つと思われる。5G をめぐる各社の競争とNTTの NTT ドコモ買収劇、ソフトバンクや楽天モバイルの反撃など目が離せない。

そしてひとまず UQ モバイルユーザーは 1 年間、au に遊びにくるのもいいだろう。窓口はオンラインではなく、最寄りの au ショップや販売代理店になるとのこと。

詳しくは公式サイトを参照してみよう。

リンク:au 公式サイト

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