11 月 4 日、日本でも Galaxy Z Fold2 5G が発売された。
今回も KDDI 独占販売で、ドコモやソフトバンクなど他社周波数には一部非対応であることが判明。
（購入したユーザーでは Band19 を内包するはずの Band 26 は掴めないとの情報がある）
とくに Band8、Band19 は屋内、地下、山間部に不可欠で、非対応では圏外エリアの多発につながる。その割に 259,980円（税込）と高額で足踏みしている人も多いだろう。
悲しみにくれるドコモやソフトバンクユーザーはどうすればいいか。一つの案は 19 万円を下回る「韓国版」の購入だ。
ドコモ・au 5G/4G をフル活用
香港に拠点をおく海外通販サイト EXPANSYS では韓国モデルの価格が 189,040 円に値下がった。輸入時の税金をいれると約 20 万円ながら 6 ヶ月間の保証とオプションで 1 年間の延長保証を付帯できる。
EXPANSYS で Galaxy Z Fold2 5G 189,040 円（税別）。下がってきましたね(*´ω｀*)https://t.co/YDggFay5wT pic.twitter.com/55S28mU7Lf
— Skyblue (@skyblue_1985jp) November 4, 2020
au モデルのような周波数制限がなくドコモやソフトバンク周波数にもバッチリ対応。楽天モバイル UN-LIMIT V での動作も確認できた。
（画像は au 5G 受信検証。softbank だけ VoLTE と 5G には非対応）
また 2020 年 11 月現在、なぜか同モデルのみ日本のドコモ・au 5G を受信可能。au に至っては 1000 Mbps 越えを叩き出した。
デメリットは日本同様にカメラシャッター音が無音にできないこと。それさえ許容できれば日本モデルより約 6 万円安く、キャリアフリーの状態が手に入るのだ。
香港版とシンガポール版・シンガポール版は？？
もちろん海外版といえばシャッター音を消せる香港版やシンガポール版も存在する。
ただし仕様がそれぞれ微妙に異なっていて、日本国内では 5G を一切掴まないのだ。
【悲報】香港版 Galaxy Z Fold2 5G、au 5Gを掴まず😭
デフォルトのau APNではVoLTE、4Gデータ通信ともに問題ありませんが一般解放されてる5G APNを手打ちすると今度はVoLTEが使えなくなります(´・ω・｀) pic.twitter.com/m1niNroTOU
— Skyblue (@skyblue_1985jp) September 30, 2020
（香港版の検証はまめこモバイル様にご協力頂いた）
また香港版は物理 SIM シングル仕様なのに対してシンガポール版は nano SIM + eSIM となっている。
（韓国版は Snapdragon865+ 搭載。2020 年では最高峰のチップセット）
このように一口に海外版と言っても韓国、香港、シンガポール（UK）で価格や仕様が異なるのだ。
au で購入するメリットは「保証」・・・
もちろん au で購入すれば「保証」の面で大きく有利だ。例えば不慮の事故で破損しても 5,000 円で外装交換してくれる。高い買い物だけあって海外に返送せず対応できるのは何よりの強みだろう。
ただし他の Galaxy と異なり Felica も 5G「ミリ派」も非対応。さらに他社ネットワークの周波数にも非対応となれば、正直なところ「保証」以外のメリットは見つけにくい。
だとすれば、ある程度の保証がつく海外モデルを探すのも一つだろう。中でも韓国版の価格が大きく下がっておりドコモ・au 5G 利用可能な点からもお勧めできる。
これからクリスマス・年末商戦にむけて多少前後する可能性もあるが、一つの選択肢に入れてみてはどうだろう。
リンク：Expansys
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