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総務省に指導された3キャリアの現場、指導前と何が変わった!?

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総務省が行き過ぎたキャッシュバックを規制してから久しい。相変わらず行っている店舗も散見されるが、それでも総務省の指導前と後では違いが感じられる。

筆者は一年間に少なくとも15台は契約するので、ここ2年間で変わった事を書いていきたい。



①複数台の契約を求められなくなった

いちばん改善されたのはセット販売かもしれない。以前、各キャリアは見守りケータイやフォトパネルをセットで契約させる手法を用いて回線契約数を稼いでいた。

「2年経ったら解約していい」、「毎月500円しかかからない」等、その場での割引額を増やすために物凄いプッシュで見守りケータイを迫ってくるのはスマホ契約あるあるだった。

Softbankと旧イーモバイルが一番酷かった気がするが、今パタリとなくなった。1台だけ契約したければ1台だけが案内される。当たり前のことではあるが改善されたといえよう。

②オプションへの強制加入も激減

これも驚くほど減ったように感じる。例えばヨドバシカメラではワイヤレスゲートというWi-Fiスポットに契約しないと話が進まないことがあった(つい最近まで)。

客が声を荒らげれば突破できたのかもしれないが、300円程度の付き合いだと思って解約する前提で申し込んだものだ。ただ最近はこうした半ば強制的な加入が全くない。

あるとすれば、「初月無料のオプション加入に1つお付き合いすれば割引額を増やすことができますが、どうですか?」程度の物でやはり加入は任意である場合が多い。

③いまだキャッシュバックがある理由

それでも一括0円のキャッシュバックは未だに存在している。聞いた話だが、いわゆるガラホと呼ばれる維持費が高くならない機種やワイモバイル、UQモバイルなど総務省が理想とする価格帯のブランドはキャッシュバック規制や指導が非常に甘かった。

また、①で「複数台契約を求められなくなった」と書いたが、逆に顧客側から「複数契約で割引があるか」と聞けば喜んで商談に入るケースもある。

指導されて自粛するようになっただけで、顧客が求めれば複数台の契約を条件にまだキャッシュバックをしている場所もあるのだろう。

最後に


総務省の指導は多岐にわたったようだ。筆者個人としては複数台契約しなければならない雰囲気がなくなったこと、更にオプションへの加入がないと契約の話が進めないという事案もかなり減った。これは素直に喜べることだろう。

一方で、「あれ、まだキャッシュバックや行き過ぎた割引をしているのではないか!?」と思われる案件も存在しているが、その多くは複数契約が条件だったり、それこそ不要なオプションへの加入が必須条件だったりする。

(写真は正月に契約したiPhone8。複数契約することで破格となった)

ちょっと目を離すと仕組みが変わるこの業界。今後も変化には注意深く見ていきたい。

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