日々 iPhone12 シリーズのお買い得情報ばかり流しているが、じつは M1 チップ搭載の新型 Macbook Air を買ってしまった。
発売直前に「ちょっと待て」という記事を書いておきながら如何なものかと思うが、手が滑ってしまったので仕方がない。
(購入したのは SSD 256 GB/メモリ 8 GB のシルバー。一番下のスペックだが十分パワフルだ)
使い始めてちょうど 1 週間、ひとまずここまで感じた全てを記していきたい。
バッテリー持ちに革命が起きた
今回の Macbook Air はスマホ向けのチップを PC に転用するアップル初の試みであり、大きな成果をあげている。
その一つがバッテリー駆動時間であり 1 回の充電で 15 〜 18 という超長時間駆動を実現した。
あー M1 Macbook Air バッテリー持ちよすぎ!12 : 41 分に91 % まで充電して、22:45 時点で 77%(*´ω`*)
M1 Macbook Air はいいぞぉ!M1 Macbook Air はいいぞぉ!!もうコンセントのないカフェで消耗しないし iOS アプリ対応してくるからいいぞぉ(;^ω^)(;^ω^)ww pic.twitter.com/vKBVtFuYkB
— Skyblue (@skyblue_1985jp) November 19, 2020
なおM1 Macbook Pro に関しては最大 20 時間を実現しており、コンセントのないカフェなどでもストレスなく作業に集中できるはず。
(充電ももはやサードパーティ製のスマホと共用にすれば持ち物が減って楽だ)
もちろん使い方によってはカタログ数値より早く消費するだろう。それを想定してでもバッテリーを心配する時代は Arm PC の普及とともにようやく終わりを迎えるかもしれない。
Macbook Air で自販機のジュースを買う・・・
さて M1 チップによる 2 つ目のメリットが「iPhone や iPad アプリをインストールできる」という点である。
App Store を開くと Mac のほか iPad および iPhone の項目が出現するので、好きなアプリを検索可能。
万能な PC を前にすれば iPhone や iPad 向けアプリがなくても正直なところ殆どの作業ができてしまう。
ただしときに便利なことも。例えば「楽天市場」アプリをつかって楽天から商品を購入すると PC ブラウザ経由で買うより 0.5 % 還元率がアップするなど、アプリによっては恩恵が受けられそうだ。
(楽天ブックス、楽天市場、PayPay アプリを起動している場面)
またかなりアホなことではあるが、バーコードを表示させてポイントを貯めたり PayPay などのコード決済もできなくはない。
【速報】MacBook AirのPayPayで自販機のジュース買えたで!!インカメラをギリギリまで読み取り機に近づけるんやで!!そしてタッチパネル非対応だからエンター押して支払い完了、アホだ😭#こんなキャッシュレス決済は嫌だ pic.twitter.com/kpf32x2klW
— Skyblue (@skyblue_1985jp) November 18, 2020
電子書籍アプリを取り込んで Macbook Air で読んだり、PC には用意されてない UI を PC から弄るなど何かしら有効性は見えてくるだろう。
ただ、発売されて間もないせいか検索しても出てこないアプリやインストールしても開かずにバグを起こすものも少なくない。
例えば au ID でログインする系は Ponta も含めてクラッシュするし、3D ゲーム系アプリはなぜかでてこない。これは今後のアップデートを待って楽しみとしたい。
Antutu 100 万スコア越え!超パワフル!!
そして 3 つ目のメリットは超パワフルであることだ。Macbook Air といえば、これまでは動画編集には不向きとも言われてきた。どちらかと言えば Pro を勧められたし、すこし非力なイメージがあっただろう。
ところがそんな時代すらも終わったようだ。というのも iPad 用の Antutu ベンチマークアプリをM1 Macbook Air にインストールしたら 100 万スコアを突破したというニュースが流れている。
(第 3 世代 iPad Pro として認識されているようだ)
筆者も検証を試みたが、なぜか Antutu が出てこないため実行できず。(リージョン設定を中国にする必要があるかもしれない)
Mac Pro や 16 インチ Macbook Pro の Intel Core i9 をも上回るパワフルさを持つことが明らかになっており、それが 115,280 円(税込)から入手可能となれば決して高くないし 4 K 動画編集をコマ落ちなく編集できるならむしろ安い。
ゲームチェンジャー間違いなし・・・
Arm チップ一発目ということで、アップルはまだまだ秘策を隠し持ってると思われる。例えば SIM カードスロットや 5G 対応はあり得るだろう。
また Windows 版 Arm PC (Galaxy Book S や Surface Pro X)が超薄型なのに対し M1 MacBook は既存モデルと外観は変わっていない。
(右が Arm チップ搭載 Surface Pro X。nano SIM + eSIM を備えている)
ということは早ければ 2021 年にも薄型 M1 MacBook が登場してもまったく不思議ではないのだ。その頃には Windows 10 をインストール可能なソフトウェアやより安定した環境が整っているだろう。
2017 年で生産終了になった薄型 12 インチが 5G 対応でリリースされたら、もう下手なハイスペックマシンが不要になる。そうなれば今のノート PC 市場を「あっ」と言わせるゲームチェンジャーになるかもしれない。
使いながら色々と楽しみになってきた!!
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