au とソフトバンクの発売する Google Pixel5 白ロムが、Google 直販価格(税込 74,800 円)を大幅に下回りはじめている。
今週末、秋葉原では SIM ロック解除済の未使用品が 67,800 円(税込)を記録。
販売を確認できたのは「じゃんぱら」秋葉原 5 号店および同社通販サイトで、12 月 6 日 12:00 時点の在庫数は 30 台をこえた。
3G から 4G 契約への移行で一括 1 円になるキャリアの「マイグレ案件」で契約され、白ロム市場に流れてきた可能性がたかい。
異例の Snapdragon 700 番台を搭載
これまで新しい Pixel にはハイエンド・チップ Snapdragon 800 番台の採用が慣例となってきた。
ところが今年は Snapdragon 765G、ROM 128 GB、RAM 8 GB 搭載のミドルレンジ構成となり、本体価格をおおきく抑えながらバッテリー持続時間を最大 48 時間に向上。
5G ネットワークまで対応させより多くの人が買いやすくなった。
(筆者が購入したのは「ソータセージ」という珍しい名前の色。)
nano SIM + eSIM の Dual SIM 構成、Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Felica、防水・防塵、ワイヤレス充電、指紋認証、Android 11 を搭載。
Pixel 4 で消えてしまった指紋認証が復活したことで、マスクを着用している新型コロナ禍でも使いにくくなることがない。
(左が Pixel5、右が Pixel4a。この 2 機種はほぼ同等サイズでぱっと見では見分けにくい)
2 眼カメラは夜景モードでのポートレート撮影が可能となり、AI カメラの実力には改めて驚かされる。
もちろん Pixel といえば 2 回の OS アップデートと 3 年間のセキュリティ更新が保証されており 2 〜 3 年の単位で利用可能。
最新の Android OS を早く楽しみたい人、アプリ開発者だけでなく最高クラスのカメラを探している人や 5G 検証をしたい人など想定されるユーザーが初代よりも大きく広がってきた印象だ。
NTTドコモでも利用可能
ところでネットワーク仕様についていくつか注意点がある。まずドコモから発売されなかった件についてだが問題なく利用できるので安心したい。
筆者の検証によれば 4G(xi)契約、MVNO SIM でも利用可能で、5G は 500 〜 600 Mbps 程度は記録した。
Pixel5、docomo 5Gも500〜600Mbpsでますね! pic.twitter.com/9iH9yc7fOX
— Skyblue (@skyblue_1985jp) October 15, 2020
ただし同社 5G をフル活用するには4G B21、B42、5G n79 が不可欠となり、iPhone12 シリーズやドコモ純正 Android スマートフォンには敵わない点も知っておきたい。
Dual SIM と楽天モバイル 5G の問題
そしてもう一つ。便利な nano SIM + eSIM はがDSDV の 2 枚同時利用の際には 5G を拾わなくなり 4G + 4G 仕様に強制される。
バッテリー消耗を懸念した仕様と思われるが、5G + 4G に修正アップデートがなされるか、それがいつになるか現時点では分かっていない。 5G ネットワーク探索に活用したい人はこの点にも注意だ。
またドコモ、au、ソフトバンク各社の 5G ネットワーク接続は確認したものの、楽天モバイルに関しては「近日対応予定」となったまま 12 月 6 日現在も非対応。しばらく時間がかかりそうだ。
というわけで SIM カードの注意事項に問題なさそうであれば、151g で軽くて使いやすく万人にお勧めできるのが Pixel5 だ。
「じゃんぱら」通販サイトでは 12 月 31 日まで送料無料キャンペーンを実施しているので是非利用してみよう。
リンク:じゃんぱら通販サイト
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