昨日の記事でdocomoの「d払い」について触れた。Felicaという電子決済が普及してきたのに、何を今更、自社だけが得をするようなバーコード決済を始めたのかという趣旨。
その流れで既に始まっている楽天Payの話も出たのだが、利用した事がある筆者の父が「あれは最強だ」という話をしていた。聞いた話、調べた話を簡単にまとめる。
①私たちが知っている楽天Payのイメージ
私たちというのは、利用者側からみる楽天Payのこと。筆者は利用したことがないのだが、QRコードを利用した決済方法に違いなかったはず。
楽天IDにクレジットカードを紐付けておき、2次元QRコードで決済する。これが(恐らく)多くの人が持っている楽天Payのイメージ。
正直なところ、このバーコード決済はあまり驚かない。驚くべきは「店舗側が導入する決済端末機器」。
②現存する電子マネーとクレカがほぼ利用可能
楽天Payの店舗側端末は以下の決済方法に対応している。
驚いた、ほぼ全ての電子マネーとクレカに対応している。waonがないと思いきや2018年に対応予定とのことだ。
ここからわかることは、「楽天Pay使えます」というお店があれば、普段メインで使っている電子マネーが利用できると捉えて間違いないだろう。
(手のひらサイズの決済端末。やろうと思えば屋台でもできるのでは?)
最後に
楽天Payがリリースされたのは覚えてはいる。ただ本当に「楽天は何を悪あがきしているのだろう」くらいにしか思っていなかったし、店舗側の決済端末が全ての電子マネーに対応しているだなんて知る由もなかった。
中国で流行っているバーコード決済もいいが、これは後回しにして楽天Payを全国の対面販売店舗に普及させればFelica規格の乱立戦争は集結すると思う。
楽天天下になるか、それともSoftbankが究極の秘策を持っているか。利用者側だけでなく、店舗側からの視点でも注目したい。