Galaxy シリーズ以外では初となる Android の折り畳みスマートフォン motorola razr 5G が 3 月 26 日(ソフトバンクは下旬)にリリースされる。
ソフトバンク版とSIMフリー版の 2 種類が存在するのだが仕様が若干異なっている。
結論から書くと「国内 SIM フリーモデル」がお勧めなのだが、筆者なりの見解を記していきたい。
最新 Android OS と 10 % ポイント
まずは価格から見ていこう。SIMフリーモデルは 179,800 円(税込)と割高に見えるが 10 % ポイント還元(17,980 円)の場合がおおい。
(画像はヨドバシカメラドットコム)
実質 161,820 円なら海外相場と比べても差が縮まるうえ「日本国内で修理できる」という国内版ならではのメリットもそのままだ。さらに海外版は Android 10 で動作するのだが日本版は Android 11 を標準搭載する。
ただしソフトバンク版は 198,000 円(税込)とかなり割高。回線とセットで買えば 22,000 円を上限に安くなるだろう。
しかしそれでも 10 % ポイントを考えると単体で買った方が安いのだ。
仕様においても SIMフリーが有利
SIMフリー版は nano SIM + eSIM という仕様においても有利だ。
対するソフトバンクは nano SIM だけで eSIM はなし。
SIMロック解除で全キャリアに対応するのは好印象だが SIMフリー版の対応する5G NR n5, n28 に関しては言及されておらず不明点が残る。
そもそも消せないアプリが多数インストールされており、割高なわりには「おサイフケータイ」も搭載しない。
従って「キャリアのサポートを受けたい」とか「分割プログラムを使いたい」という人以外には本当にメリットが薄いと言えるだろう。
Pixel や iPhone のように 「SIM ロック解除すれば同じ」仕様であればどちらでも良いと思われる。
ただし今回は高額かつネットワークやソフトウェア周り、価格に大きな差が有ることからこうした違いをぜひ知っておきたい。
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