現在中国大陸でのみ販売中の Xiaomi Mi Mix Fold の対応周波数が興味深い。
公式 Web サイト(google 翻訳済)を見るとグローバルはおろか日本のネットワークを見事に網羅しているのだ。
ドコモや au 向けの 3G B6(B19)、4G B18, B19 (B26)、3 社共通の B42 等に対応。
今回はじっさいに検証したので結果を記録していくが現時点では技適が確認できない。そのため結果を保証したり利用を推奨するものではない点にご了承頂きたい。
ドコモ・au は快適そのもの
まずはドコモと au から見ていこう。
どちらも SIM を入れるとプリセットされた APN 一覧が表示され、ドコモは SPモード、au は 5gn.au-net.nejp を選択。
au に関しては 5G 専用 APN が用意されていたのが興味深かった。
次に電話アプリから VoLTE を有効化させるとドコモ、au ともに VoLTE 通話、4G データ通信、SMS 送受信が問題なく利用できた。
(151 はドコモお客様センター。SIM 2 枚利用時は 5G + 4G の同時待受となる)
5G はドコモが NR n78/n79 のいずれかで接続される。
KDDI も n78 で接続され基地局直下では 1600 Mbps を記録。
これだけ利用できれば普段使いには全く問題ないだろう。
ちなみにソフトバンク SIM は手元に LINEMO eSIM しかなくて検証できず。機会があれば追記したい。
楽天モバイルは 5G 接続可
さて気になるのが 1GB まで 0 円で維持できる楽天モバイルだろう。
SIM カードを入れるとすぐアンテナピクトが立ち VoLTE, SMS、4G データ通信がすぐに確認できた。
ただ残念なことに無料通話アプリ "Rrakuten LINK" は利用不可。GMS を通した正規インストールができないためか、「楽天モバイル回線およびパートナーエリア接続を確認してください」と表示され、ワンタイムパスワード認証から先に進めない。
その代わり 5G 接続は可能で最大 430 Mbps を記録。エリアが広がればこの速度を月額 3,278 円で無制限利用できるだけに今後グローバル ROM で Rakuten LINK が使えるようになれば利用価値は高くなるだろう。
というわけでザックリ 3 社の検証結果をお送りした。これからより多くの SIM で検証し、気づいた点があれば追記したい。
もし検討している方がいたら参考になれば幸いだ。
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