ソフトバンクは5G対応「データ通信専用3GBプラン」を8月18日より提供開始する。
月額料金は1,408円でMNOとしては前代未聞の破格。割引により5年間990円で持てるのだが理解するのが少し複雑だ。
というのも契約すると2種類の割引が適用される。一つが「5年おトク割（データ通信）」。毎月418円が割引され、これによって5年間は月額990円になるわけだ。
そしてもう一つが「3ヵ月基本料無料特典（データ通信）」で割引額は990円。2種類の割引により「3ヶ月間0円」を実現し高い訴求力となりそうだ。
用途はデータ通信専用を考えるとiPadやSIMカード搭載ノートPC等だろう。またターゲット顧客層はショップサポートが必要な人や法人などが想定される。
というのもソフトバンクは新ブランドLINEMOにて3GB990円の「ミニプラン」を発表したばかりで、サポートが必要ない人にはあまり旨味がない。
敢えてメインブランドで発表したのはサポートが必要な人へのアプローチや、タブレット端末やSIMカード搭載PCのセット販売強化といった目的も考えられる。
回線が安ければ分割代金の負担も抑えられることから回線契約者数の純増も含めて様々な目的がありそうだ。とにかく攻勢に転じており、もはやNTTドコモの反撃する間もない。
リンク：プレスリリース
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