今月に入ってから、Twitterの長期ユーザーやフォロワーを多く抱えるアカウントの理不尽な凍結が相次いでいる。
スマートフォン界隈では白ロム・中古PCでお馴染みの「イオシス」の公式と複数の店舗アカウントが凍結された。
突然Twitterが凍結される?背後にある凍結屋の存在とその恐ろしい手口とは #エンガジェット https://t.co/Y6qvhqZpgo
— Engadget 日本版 (@engadgetjp) December 27, 2021
(一連の騒動のことは、この記事でよく解説されている)
超大手では「すまほん」さんも標的となり、いまは鍵をかけた状態になっている。さて、こんな筆者のアカウントも被害にあった。
予告なくやってくる
被害にあったのは12月27日の午後。急にTwitterが重くなったと思ったら、サブアカウントが乗っ取られたような挙動をしめす。
幸いにも電話番号による二段階認証で防いだのだが、その直後になんとメインアカウントが凍結。
色んな方が凍結されているので、自分に起こっても不思議ではなかった。しかし実際に喰らうと割とショックである。
何より凍結屋のツイッターに筆者のアカウントがリスト入りしているではないか。
— BESTSERVICES (@BESTSERVICESGOD) December 27, 2021
やはりタイミング的にも彼らの仕業に間違いないようだ。
DMを封鎖しても無理
よく報告されるのは「金銭を要求され、払わないと凍結する」というDMが来るパターン。しかし筆者はDMを受け付けていない。
ということはDMが来なくとも急に凍結される事が誰にでも起こると言えないだろうか。
その後Twitter社に異議・申し立てをするも「永久追放」され、それが登録した電話番号と連動してかサブアカウントまで全て凍結されてしまった。
したがって今、筆者はTwitterを一切いじる事ができず新アカウントもすぐ凍結され、まったく追放された状態になっている。
Twitterは過渡期か
同じような被害を受けた人は数え切れない程いるのだが、如何せんTwitter社がこうした事態を放置し、対策を行わずにいる。
おかげで「次は自分が狙われる」と思う人たちが次々と鍵アカウントにしていき、オープンで自由な情報発信ができる場ではなくなりつつあるのだ。
むろん反省すべき過ちを犯したのであれば、凍結されても仕方あるまい。しかし明らかに攻撃を受けた証左があるのに余地もなく永久に凍結はあまりに酷い。
いくら無料サービスとはいえ大手SNSとしての一角が崩れると思うのだが、どうなってしまうだろうか。これは決して他人事ではなく、誰にでも起こり得ること。
ひとまず心配な方は鍵アカウントにして運用するなど対策をとり、Twitter以外での情報発信も視野に入れた方がいいかもしれない。
取り急ぎインスタグラムを開設したので、こちらで発信していこうと考えている。
【追記】2021年12月29日
本日午後、無事にメインアカウントの凍結が解除されました。ご心配、ご不便おかけしました事をお詫び申し上げます。
再発防止のため今後はしばらく鍵アカウントにて運用予定です。何卒宜しくお願い致します。