ソニーの最新フラッグシップ「Xperia1 Ⅳ」が発表され、その性能を巡ってファンが盛り上がっている。
ほぼ同時刻にはドコモ、KDDI、ソフトバンク版がそれぞれキャリア版を発表。価格は未定だが本日から予約開始となった。
そして今回、驚くべきことに「ソフトバンク版」が他社の周波数に対応しているのだ。
ついに本格的なSIMフリー実現へ
これまでXperiaは各キャリア毎に周波数がチューニングされ、他社のプラチナバンドに対応していなかった。
ソフトバンク、Xperia 5 Ⅲを発表。ドコモ、auなど他社プラチナバンドには非対応。SIMロック原則禁止の意味とは(´・ω・`) pic.twitter.com/3g4l7U3AFA
— Skyblue (@skyblue_1985jp) September 30, 2021
例えばソフトバンク版をSIMロック解除して、ドコモのSIMカードで運用すると地下、山間部で圏外エリアが多発してしまう。
スマートフォンはそのままでSIMカードだけ乗り換えたい人の障壁になる事が問題視されてきたのだ。
それが今回発表されたスペックシートにはドコモ、KDDIに不可欠な4Gバンド18、19および5G NR n78がサポートされている。
こうした取り組みはキャリア版Xperia史上初であり、本当のSIMフリー社会に大きく前進したと言える。
まだドコモ、KDDIモデルに関しては明らかになっていないがソフトバンクに続くことを期待したい。
ちなみに中国Xiaomi、OPPOは全キャリアに対応する傾向があり、SHARPもまたAQUOSシリーズで全キャリアをカバーする。あとはGalaxyが足並みを揃えてくるか否かが今夏注目されるだろう。
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