ソフトバンクが抱えていたSIMカード問題がついに終焉を迎えた。
同社でAndroidスマホを購入すると、そのSIMカードはiPhone、他社Androidスマホに挿しても利用できない制限があった。
これ突破するにはショップでiPhone SIMカードに交換してもらい、その上で非公式APNを入力するという気が遠くなる作業が必要だったのだ。
【事務手数料無料】ソフトバンク「SIMカード」をオンラインで交換する【やり方・手順】 https://t.co/VW6UwxIUSp @skyblue_1985jpより
— Skyblue (@skyblue_1985jp) July 27, 2021
今回、久しぶりにソフトバンクAndroid(AQUOS R7)を購入。
(実際のAQUOS R7のSIMカード)
そのSIMカードを検証したら制限の撤廃を確認したので記録としてシェアしたい。
iPhoneとAndroidの挿し替えが自由に
結論から書くとAQUOS R7のSIMカードはiPhone13 Pro(SIMフリー)にて通話、SMS、データ通信、テザリングが設定なしに利用できた。
(テザリングも可能になった)
また他社Androidスマホに挿入する場合は、以下のAPNで同じく動作するのを確認している。
APN:plus.4g
ユーザー名:plus
パスワード:4g
認証:PAPまたはCHAP
(au Xperia 1 Ⅳに挿入した結果)
上記で動作しない場合、以下を試して頂きたい。
APN:plus.acs.jp
ユーザー名:空欄
パスワード:空欄
認証:PAPまたはCHAP
このことからソフトバンクAndroid SIMカードは、他社iPhone、Androidに挿しかえても制限なく利用できるようになったと推測できる。
ちなみにAQUOS R7のSIMカードをワイモバイル端末に挿入した場合、プリセットされた"Application"を選択すると何の設定もなしに利用できた。
いっぽうでソフトバンクiPhoneに付属するSIMカードは、Androidスマホに挿し替える時に以下の非公式APN入力が求められる。
APN名:jpspir
ユーザー名:sirobit
パスワード:amstkoi
認証:PAP or CHAP
というわけで、以前は3種類存在していたソフトバンクのSIMカードは、いまはiPhone用、その他用の2種類に集約されたようである。
少し複雑かもしれないが、同社のSIMカードに関して困っている人の参考になれば幸いだ。今後も何かわかった事があればシェアしていきたい。
Twitterをフォローする!@skyblue_1985jp