iPhoneの値上げが止まらない。7月1日にアップルが値上げを実施すると楽天モバイル、ドコモ、ソフトバンク、KDDIが相次いで店頭価格を引き上げた。
家電量販店で実施されるキャンペーンも大きく影響を受けている。ヨドバシカメラアキバではau iPhone12 64GBがMNP一括48,000円。
(春先まで一括1円だったのが嘘のよう)
割引額が減ったのはもちろん、本体価格が94,485円→111,855円に値上がって割高になっているのだ。
中古相場も絶望的な値上がり
当然ながら白ロム市場への影響も大きい。3月には59,800円だったiPhone12 64G相場は現在86,980円まで高騰。
日本のiPhoneは値上げ実施後も諸外国と比べて割安で、海外バイヤーが買い占める傾向が続いている。
つまり日本国内の需要というよりも、ドル円相場に連動して販売価格が上がる一方だ。記録的な円安は留まることを知らず、先週ついに1ドル139円台を突破。
1ドル140円を超えれば国内相場は9万円まで上昇する可能性も否めない。その場合、容量の大きいモデルは10万円に達してしまうだろう。
2年後に返却するプログラムは相変わらず破格で実施されているが、型落ち品を一括1円入手する時代はふたたび終わりを迎えているのかもしれない。
なお4.7インチのiPhone SE 第3世代は一括1万円以下の案件が散見される。買い替えを検討している人は参考にされたい。