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eSIM意味なし?arrows N F-51C、他社キャリアの周波数に非対応

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2022年に発生したKDDIの大規模ネットワーク障害を機に「事業者間ローミング」の機運が高まっきた。

例えばKDDIで障害が発生したら、復活するまでNTTドコモやソフトバンクのネットワークに接続される仕組みで、近い将来の実用化が議論されている。

(画像は海外でNTTドコモ回線をローミングしている様子)

しかしながら、こうした状況を考慮しないスマートフォンが未だに後を絶たない。



バンド制限端末のeSIMに意味はあるのか?

NTTドコモで発売予定のスマートフォンに"arrows N F-51C"がある。

大規模障害の一件と事業者ローミングの議論を考慮すれば、KDDIとソフトバンクのネットワークにも当然対応すべきだが、自社ネットワークにしか対応していない。

具体的にはKDDI(楽天モバイル)の4G 800MHz帯(B18)、ソフトバンクの900MHz帯(B8)をカバーしない。

これでは災害時に他社にローミング接続されたとしても、地下、屋内、山間部で繋がりにくく、電波状況が不利なことに変わりないのだ。

またeSIM対応となっているが、他社のSIMカードを入れてもフルにネットワークを受信できる状況ではない。これはネットワーク冗長化の観点でみたときに意味があるのだろうか。

 

問題は時代に逆行していること

なにも「F-51C」だけが悪いわけではない。むしろSIMロック時代は、他社キャリアに対応する必要がなく、iPhoneを除く全スマホに周波数制限があった。

問題なのは「事業者間ローミングの機運が高まった2023年にもなって改めようとしない」点である。

実際、周波数制限は2022年に問題が指摘され、同年後半にはソニー、SHARP、Galaxyが各社の端末で改善している。

先日ワイモバイルで発表されたAndroid One S10ですら対応済みだ。

SIMロックは原則禁止され、キャリアは端末単体販売が義務化された時代。今までのようにキャリアが端末を支配するのは難しくなりつつある。

時代に逆行するのではなく、先取りすることはできないものだろうか。

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