NTTドコモで発売予定のarrows N F-51Cが、スペックの割に高すぎると大炎上している。
もちろん「富士通だから応援したい」というファンもいて、一定のブランド力はあるようだ。しかし富士通はすでに携帯電話事業を撤退したのをご存知だろうか。
arrows N F-51Cはもう富士通ではありません🥲
携帯電話事業はポラリス・キャピタル・グループに売却されarrowsのブランド名だけが残ってます💦
— Skyblue@バンコク (@skyblue_1985jp) January 25, 2023
この事をTwitterにアップしたら反響があったので詳細をシェアしたい。
arrowsは名前だけが残っている
富士通といえば1990~2000年代に一世を風靡したメーカーで、ガラケー時代に所有していた人も多い。しかし2010年以降、スマートフォンへの舵切りで失敗が続いていた。
2014年には創業以来最大となる350億円の赤字を計上し、携帯電話事業は本社から切り離されることになった。
そこで発足したのが「富士通コネクテッドテクノロジーズ」で、2016年には投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループに売却されている。
富士通は同社の株式を30%所有していた時期もあったが現在はすべて売却。携帯電話事業から完全撤退することになった。
また富士通コネクテッドアローズの社名は現在FCNT(Fujitu Connected Technologies Limitedの略)に変更され、ブランド"arrows"は名前だけが残っている。
こうした背景はあまり報道されないため、富士通の撤退はあまり知られていない。何も知らずに10万円を払っても、もはや富士通を支えたことはできないのだ。
リンク:FCNT
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