ソフトバンクオンラインショップでの白ロム購入に際し、クレジットカード一括購入が拒否される事案について昨年記事にした。
あれから事態の推移を見守っていたのだが、ここにきて公式サイトに一括払いに関する文言が追加されている。
それによると転売目的または不正と思われる大量注文が発生したため、一時的に「一括」払いを停止しているという。購入するには分割払いが必須。
一件、最もらしい理由に見えるが、これは表向きの理由と言わざるをえない。
「回線契約有」だと一括払いが可能
というのも転売防止と断っておきながら、新規・機種変更・MNP等、回線契約を伴う買い物では一括払いができるのだ。
しかも最大21,600円の端末割引があるため転売ヤーには利益が出しやすく都合がいい。いっぽうで割引のない白ロム購入は利益が出しにくい。
またオンラインストアでは単体購入でも身分証明証が要求される。これにより、アカウントを分けたとしても1人1台は徹底できるはず。
もはや転売や大量購入防止は一括払い拒否の理由になっていないのだ。
(こうした特価案件でも単体販売拒否はできない)
「白ロム」に限って一括払いを拒否して分割購入を強制するのは、遠回しに「買わないで」と言っているようなもの。
また冒頭の文言の通りにショップに行けば今度は在庫がないと言われてしまう。
現在、NTTドコモ、KDDI、楽天モバイルは単体販売における一括払いが選択できるようになっている。ソフトバンクにはなにか都合がわるい事情があるようだ。
リンク:ソフトバンク
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