サムスン日本法人はGalaxy S23、Galaxy S23 Ultraを国内向けに発表した。
NTTドコモ・au・楽天モバイルにて取り扱い予定で発売日は4月20日。S23はNTTドコモ13万6,620円、KDDI13万3,360円、楽天モバイル 14万7,700円。
S23 UltraはNTTドコモ 256GB 19万7,670 円/512GB 23万6,500円、KDDI 256GB 19万7,650円/512GB 225,120円/1TB 25万3,440円。
(画像はGalaxy S23 Ultra)タイのサムスンストアで撮影)
これまで海外版との違いは主におサイフケータイの有無だった。
しかし今回はNTTドコモ、auともに全キャリアの周波数にも対応。ソフトバンクや楽天モバイルのSIMカードを入れても快適に利用できる。
またnano SIMカードの他にeSIMが追加され、Sシリーズでは初めてDSDV(Dual SIM構成)運用可能。
スペックアップも去ることながら、こうした仕様変更で利用価値は高まった印象だ。
サムスンロゴが復活
そしてもう1つ、従来モデルと異なるのがサムスンロゴの復活である。
日本におけるGalaxyスマホは、諸外国に比べて人気度の低い状態が続いていた。理由は諸説あるが、日韓関係の悪化なども含まれると言われている。
販売戦略に苦しむサムスン日本法人は2015年頃から「Samsung」ロゴを封印。世界で日本モデルだけ「Galaxy」ロゴが刻まれる異例の販売体制を採用してきた。
(国内版のGalaxyはサムスンロゴが無かった)
ところが今年2月、同社は「SAMSUNG」ロゴ復活を宣言。公式サイトもSAMSUNG.comに改名し、諸外国のサムスンと歩調を合わせる決意を表明したのである。
今回はキャリアでのみ発表されたが、今後期待されるのはSIMフリーモデルの積極展開であろう。昨年、同社は完全SIMフリーの「Galaxy M23」を日本で初めて販売。
これが大ヒットを記録したことから、今後は複数の機種を投入する可能性もありそうだ。
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