6月7日、モトローラから日本向けの新しい端末「moto g53j 5G」が発表された。
モトローラといえばシックなデザインが多く、ラインアップも普段はあまり目立たない。ところが今回は少し違っていて日本向けチューニングとそのコスパに注目したい。
ローエンドらしからぬスペック構成
「moto g53j 5G」はSnapdragon480+ 5G、ROM128GB、RAM8GB（ワイモバイル版4GB）搭載のローエンドで、6.5インチ液晶ディスプレイ（HD+）を採用する。
5000万+200万画素2眼カメラ、800万画素インカメラ、Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax、Felica（おサイフケータイ）、防水（IP52）、指紋認証・顔認証、5,000mAhバッテリー、リフレッシュレート120Hz、nano+eSIM、Android13等に対応。
価格はワイモバイル版が2万円台、SIMフリー版が34,800円。スマホが高騰する中で十分に買いやすく、MNP施策を利用すれば1万円台になるだろう。
Snapdargon400番台としては珍しくRAM8GB構成で、リフレッシュレート120Hzに対応。低価格ながら処理能力が底上げされているのが好印象だ。
ディスプレイ画質がFull HDではないこと、防水ではなく防滴に留まっている点は惜しいが、この価格帯としては納得の仕上がりではないだろうか。
近年、低価格向け市場はOPPOやXiaomiがシェアを拡大してきたが、老舗メーカーとして攻めてくるのは久しぶり。次の買い替え機種に検討しても良さそうだ。
リンク：モトローラ
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