NTTドコモのオンラインショップで白ロム購入をすると発送まで3週間かかると書いた。
同記事は多くの人に読まれ「不適切販売ではないか」という意見も散見された。その声が少なからずドコモに届いたのか、オンラインショップに変化があった。
発送期間が短縮された?
8月9日、製品販売ページをみると白ロム発送までの期間が短縮されている。
これまで「3週間程度のお時間を頂きます」と断言していたのに対し「2週間ほどのお時間をいただく場合がございます」と表現を和らげている。
1週間早まったのはどういう基準に基づくのだろう。白ロム購入には審査がないため、支払いを確認すれば即発送できるはず。
それなのに審査のある新規・機種変更・MNP手続きは相変わらず在庫がすぐに発送される。この明らかに不自然な販売方法は端末販売拒否に該当しないだろうか。
しかも白ロム購入は現時点で「irumo」プラン利用者がオンライン上で機種変更できる唯一の方法にもなっており、妨害されるとショップで機種変更しなければならない。
白ロムのあり方を見直す時期
総務省は通信キャリアに対して何度も行政処分をくだしている。しかし彼らは反省するどころか、国や消費者の目を盗んで新しい抜け穴をさがすばかり。
そろそろ踏み込んだ規制が必要ではないだろうか。メーカーもキャリアに忖度するばかりで、時代に合わないことばかりが続いている。
例えば新機種が発表されて予約が開始されても、発売日や本体価格がいつまで経っても未定のまま。AQUOS R8は5月9日から3ヶ月間この状態が続いた。
「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Z Flip5」だって日本発売は確実だろう。それなのに「日本発売未定」とサムスンは知らんぷり。
それでいて実機デモは超高速でやってくる。ずっとこんなことでいいのだろうか。
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