楽天SPUプログラムが12月1日より大幅に変更される。
楽天モバイル最強プラン利用者は楽天市場の還元率が常時4倍。欲しい商品がいつでも高還元で購入できるようになる。
いっぽうヘビーユーザーのダイヤモンド会員のポイント上限が大幅に見直され、過去に例をみない大規模な改悪となった。
とりわけ驚いたのが楽天プレミアムカードにメスが入ったこと。Xではオワコンになったと物議を醸している。
楽天カードは無料で十分になるかも
楽天プレミアムカードは年会費 11,000 円の有料クレジットカードで、持っているだけで楽天市場のポイント還元率が常時4倍にアップする。
沢山買い物をする人はすぐに元が取れることから、楽天市場のマストアイテムとも言える存在となっていた。
ところが12月1日以降、このポイント4倍UPが廃止。無制限の高級空港ラウンジの利用特典も年間5回に制限される。
プレミアムカード最大のメリットを失うことになり、年会費無料の楽天カードにダウングレードする人が出てくることになりそうだ。
(高級ラウンジが利用できるPriority Pass)
今後も同様のポイント還元率を維持するには楽天モバイルの契約が必須で、MVNO時代のドコモ・au回線の人も最強プランに移行しなければならない。
ここまで徹底して見直す必要に迫られるのは、依然として厳しいモバイル事業に頭を抱える証左だろう。
SPUプログラムの改悪は過去に何度も起きているが、もはや既存ユーザー離れを起こしかねない水準。これ以上は勘弁してほしいものだ。
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