10月5日、グーグルは既存PixelシリーズにAndroid14のアップデート配信を開始。NTTドコモもアップデート予定機種を発表した。
この中で少し気になったのが「Xperia 1 III」「Xperia 5 III」が不在であること。両モデルは2021年に発売され、まだ2年しか経っていない。
すでに2回のOSアップデートは実施されているが、不十分に思えるのは気のせいだろうか。
2回のOSアップデートではもはや戦えない
違和感の正体は端末価格高騰とライバルメーカーの変化だろう。まず端末価格に関しては、過去5年間でほぼ2倍にまで膨れあがってきた。
予算不足で購入できないファンが離れており、ミドルレンジの「Xperia 10」シリーズでも訴求力不足に陥っている。もう1つはOS更新に注力する企業が増えたこと。
今や4~5回のアップデートは普通で、グーグルに関しては「Pixel8」で7回のアップデートを確約したばかり。もはやソニーの通常2回は不十分なのだ。
しかも「Xperia 1 III」「Xperia 5 III」の場合、リリース直後のAndroid12で一度アップデートを使っている。
そのためAndroid13に更新すると、2年しか経っていなくとも14はもう見込めない。これはミドルレンジなら許されるのかもしれない。
しかしハイエンドは20万円に迫るのだから、最低3回はアップデートが無ければコアなファンですら納得しないのではないだろうか。
リンク:NTTドコモ