沖縄旅行から夜景撮影から様々なシーンで活躍してくれるHuawei P20 Pro。今年の夏は話題のスマホという代名詞をiPhoneから奪取できる程の勢いだろう。普及モデルのP20 liteすらiPhoneXの半額以下で買えると話題になっている。(ソックリとは一言も言っていない)
しかし惜しい点というのは絶対にあるもので、「ご飯があまり美味しくなさそう、飯テロができないカメラだ」という指摘をいくつか頂いた。既にTwitterに投稿した物ではあるが、いくつか例を出していきたい。
①T.G.I Fridays'で撮影したランチハンバーガー
ある日、横浜に行った時のこと。海や風景は非常によく撮れるのだが、あるハンバーガーを撮影した時の画像が衝撃的。まずはiPhone8 Plusで撮影した物がこちら。
非常に美味しそうに撮れている。余談が2007~2009年くらいまで、筆者がアルバイトしていたお店。熱い中、ハンバーガーを焼き続けた日々が懐かしい。そして次がHuawei P20 Pro。
明らかに違うのがわかるだろうか。ポテトの色味といい、パテとレタスの調和といい、明らかにiPhone8 Plusの方がハッキリと映っている。
②好みの違いもあるかもしれない
とはいえ、撮影する対象によって好みが分かれるだけというケースもあるだろう。同じように、さくらんぼをiPhoneとP20 Proで撮影した。まずはiPhoneから。
小皿に盛り付けた状態で撮影。ごく普通に「ふーん」くらいの感想だろう。次に同じ角度からP20 Proで撮影したのがこちら。
背景がボケており、もしかしたらiPhoneより凄いという人がいるかもしれない。興味深かったのはAIが「花」と判断した点。確かに植物に見えても不思議ではないが、オフにしてもあまり変わらなかった。
最後に
Twitterや海外のYoutubeレビュワーは確かに「P20 Proではご飯が美味しそうに撮影できない」と言われる傾向があるが、ハンバーガーの比較を見る限り、ある程度正しいと言わざるを得ない。
さくらんぼの写真ではほぼ優劣がない気がする。となれば、やはり食べ物の撮影に関してはP20 Proの得意ではない分野と言えるだろう。他が優れすぎているので、何とか美味しそうに撮れないものだろうか。引き続き検証していきたい。