Galaxy Noteシリーズの海外モデルは、3年前まで日本語が入っていないという事が多かった。今でこそ高確率で綺麗な日本語フォントが入っているが、それでもノートの日本語手書き認識は非対応だったりする。
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ところが今回、グローバル版が対応していたので購入した型番や注意事項を書いていきたい。
①日本語手書き確認がとれたのはSM-F960/DS、台湾モデル
そもそも日本語認識とは、手書きで日本語メモをとり、それをデジタル認識させる方法だ。今年もダメだよなと思いながら「日本語テスト」と書いた。
これを「テキスト抽出」して文字化けした場合、日本語非対応とわかるのだが、今回は驚きの結果となった。次の画像をご覧いただきたい。
「日本語テスト」が見事にデジタル化されているではないか!日本のドコモ版、au版ではあたり前のようにできるのだが、海外版でできることに大きな意義がある。
②auはデータ通信のみ、FOMA SIMの利用は可能
技適が確認できないため、自己責任となるが、docomo, au, Sotbank (iPhone用SIM)、Y!mobileで一通りの動作を確認した。auが認識するのはVoLTE SIMのみで、かつ通話ができないので注意されたい。
(今回もSIMとmicro SDの排他利用だが、最低でも128GBのストレージがあるため、安心して大胆な使い方ができる)
FOMA SIMは3G固定させることで動作確認ができた。動作しない場合は無効のSIMでもいいので何かしらのSIMを1枚目に入れ、2枚目に有効なFOMA SIMを入れると動く確率は高い。山間部や地下などで繋がりにくいFOMAプラスエリアには対応していない。
最後に
今回検証したのは、あくまでもExynoss版(Samsungチップセット)であり、今後発売されるSnapdragon845を搭載モデルも同様の仕様とは限らないので注意されたい。もし手書き認識機能が必須な方でチップセットを気にしないのなら、Exynoss版を購入していいと思う。
au、FOMA SIMに関しては恐らくSnapdagon845モデルと同じ結果になると見ている。取り急ぎ日本での利用に関する検証を記録したが、何かしらの参考になれば幸いだ。