昨年、Twitter アカウントが急に凍結する事態が相次いだ。悪質な投稿やアカウントを徹底的に排除する取り組みに戸惑った人もいただろう。
今のところ大丈夫だが、筆者も理不尽に停止されたら嫌だなと思っていた。さて、こうした取り組みが功を奏したのか、ツイッター社の業績が好調だ。
①前年同期より 18% 向上、市場の予想を上回る
9 to 5 google によれば第一四半期の売上は18 % 増加(前年同期比)、売上高 7億8,700 万ドルと、ウォール街の予想を越えた。
またロイター通信、決算発表を受けて同社の株価が 15 % 上昇したと報道している。
同社は 2018年、創業開始以来はじめての黒字化を記録したばかり。
収益が伸びない「ヴァイン」 のサービス終了や不採算事業の売却、そして期待される日本市場への投資が功を奏したとも言われている。
②特殊な市場、日本・・・
なぜ日本市場が期待されているのか。ダイヤモンド・オンラインによれば、日本では今起きていることを確認する「情報収集・検索ツール」としての役割が大きいという。
例えば電車の遅延情報や重大な事故は、確かにすぐ拡散される。そのスピードたるや凄まじく、テレビよりも速い。
むしろ、Twitter で撮影された動画をもとに、テレビ局がニュースを流すなど報道関係者にも不可欠な存在となっている。
最後に
日本で Twitter が流行る理由は諸説あるだろう。この国にでは 140 字どころか「五・七・五」と、たった17文字で歌をよむ歴史がある。
俳句は「世界でもっとも短い歌」としても知られているのだ。日本人に受け入れられる要因はこうした文化にもありそうだ。
たまに炎上している人もいるが、「炎上しないアカウントは燃えないゴミ」と言っている人もいる。
炎上しない奴は燃えないゴミだ!
「ブランド人になれ!」
7月頭発売だ! pic.twitter.com/8hmnr9NEgd— 箕輪厚介(アジア進出)死ぬこと以外かすり傷 (@minowanowa) 2018年6月3日
使い方、考え方は人それぞれ。生かして、知恵にして、日々の生活を豊かにするツールとして活用していきたいものだ。
参照記事
Twitter Q1 revenue beat estimates, but monthly active users down
ツイッター、第1四半期売上高が予想上回る MAUが予想外の増加