Galaxy S10 シリーズが発売されて、ずいぶんと月日が流れた気がする。
おさらいしておくと、グローバルでは廉価版 S10e, 上位版に S10 と S10+ の計 3 モデルが展開されている。
(S10+ に関しては当ブログでもご紹介した。過去記事はこちら)
そして、あまり知られていないのが 4 種類目にあたる Galaxy S10 5G だ。 入手してきたので概要を説明しよう。
① 事実上 4 種類目のモデル
6.4 インチを誇る S10+ より少し大きめの 6.7 インチ。Galaxy Note9 よりも更に大きく、198g の筐体はずっしりくる。
(Galaxy Note5 まで存在していた、横幅感が戻ってきたという感覚に包まれる)
(入手したのはゴールド。色合いは iPhone8 のゴールドに近い)
分かりづらいかもしれないが、ファーウェイ P30 Pro よりも若干大きい。
背面カメラは S10 シリーズで唯一 4 眼レンズを搭載。
DxOMARK では P30 Pro と同等の評価を得ており、既存 3 機種とは違った存在感をみせる。
②世界初の 「5G」ネットワーク対応
今年、様々な 5G 対応スマートフォンが発売される予定だが、真っ先に発売されたのが S10 5G。対応周波数を見てみよう。
まず赤枠で囲った上部分に 5G TDD Sub6 とある。
3.5 GHz 帯を利用するアンテナが同端末の肝になっているのだ。
(ネットワークモードに 5G/LTE/3G自動 とある。本当に 5G に対応している)
そのほかの赤枠は、日本での利用に際してあると便利な低周波数。
検証したところ、ドコモ系、UQ モバイル、Softbank 系いずれも利用できた。
(ドコモ・au VoLTE Band 18, 19対応を確認した)
技適がないため、あくまでも自己責任となる点に注意したい。
SIMカードは 1 枚のみ。日本のキャリアと同じく、韓国モデルでは Dual SIM というものが基本的にない。
また珍しく micro SD が非対応で 256 GB または 512 GB から選択する。余程の用途でないかぎり充分だろう。
(その他 3D 指紋認証など基本的なスペックは S10、S10+ と同等だ)
同機種は 4 月 5 日に韓国で発売されたばかりで、アメリカでも Verizon Wireless が 5 月 16 日に独占販売予定。
(「5G」の文字が何かと特別感をかんじさせる)
③「5G」を浴びに韓国へ
早速、これを持って韓国へ行ってくるつもりだ。現地の 5G に対する取り組みや盛り上がり、課題や将来性についてレポートしたい。
もちろん日本でも 5G は開始予定だが、2019 年はあくまでも一部ユーザー向けの実験的なもので、商用サービスは 2020 年になる。
3G から LTE に移行した時のようなワクワクはかなり久しぶり。端末の詳細も含めまたレビューしていきたい。
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