au Online Shopで信じられないことが起きている。
スマートフォンの白ロム(本体単体)購入にてクレジットカード決済ができず商品が買えないようになっている。
(実際に白ロム購入を試すと表示されるエラー画面)
発覚したのは昨日。販売終了のPixel5が緊急入荷しており在庫を探していた人が購入を試みると「クレジットカードエラーで買えなかった」という声が相次いだのだ。
やはり…
5枚入力しましたが全部エラー😡— さいぽん (@sai__pon) August 30, 2021
一人や二人の話ではない。複数枚のカードを試してもエラーが出るようになっていて、手数料の発生する「代引き」だとなぜか購入できる。
これは大企業がする事として、にわかに信じがたい。
以前から「エラー」が続く・・・
もっとも最初は「在庫の争奪戦が起きたのだろう」と思っていた。しかし8月13日発売の「Redmi Note 10 JE」でもカード払いができなかったという声が寄せられた。
Redmi Note 10 JEの時がそうだった。
やはり何か不具合でもあるのだろうか・・・。 https://t.co/q1P91wVa3e— ちびめがね@格安SIM・格安スマホ (@chibimegane_lm) August 30, 2021
これに関しても複数人の意見が寄せられており、その人の信用情報が無かったというのは考えにくい。
そこで本日(8月31日)改めて筆者が Redmi Note 10 JEの白ロム購入を試みると、やはりエラー表示で購入できない。
KDDIがエラー状態を認識していないなら大問題であり、認識しながら放置しているなら呆れて物が言えない。どちらにしても顧客をまったく見ていない。
周辺機器は「代引き」しか選べない
さらに信じられないのは周辺機器やアクセサリーなどが「クレジットカード払い」できないこと。キャッシュレス時代なのに「代引き」だけ。
au PAYカード(プリペイド)、au PAYコード決済、QUICPay、auじぶん銀行等を展開しながらスマートマネー構想を掲げる企業のやることではないだろう。
オンラインならコード決済も利用できるし、au PAYカード保持者なら何かしら優遇しても良さそうだ。なのに自らの評判を落とすようなことをしているのだ。
なお決済に関する問題はいまに始まった事ではない。au Online Shopではもともと48回払いでしかスマートフォンが購入できず、一括払いしたい人から不満の声が挙がっていた。
KDDIが重い腰をあげたのは2020年2月のことで、ようやく一括払いに対応。2021年には白ロム販売も解禁した事から良くなってきたと思っていた矢先のことである。
やはり顧客と向き合わない根本的な体質は変わっておらず非常に残念と言わざるをえない。今後、総務省などが指導するにせよ、何を言っても変わらない人には何も期待してはいけない。
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