前回はスマホを２年毎にMNPするとお金が貯まるという話を書いた。機種変更とMNPでは2年間の出費が何万円という次元で違ってくるのだ。
給料が上がりにくい時代。固定費が激減すれば収入も増えるという発想の転換が実はとても大事。2回目は「スマホを大事に使えば、自然とお金が貯まる」という話。
（筆者のiPhone。純正ケースと保護ガラスでバッチリ保護している）
①高級品を持ち歩くという自覚を持つ
電車に乗っていると画面の割れたiPhoneを使う人が目立つ。不慮の事故で落として割れてしまったというのはあるだろう。ただ多くの場合、大事に扱っていれば未然に防ぐことができる。
「胸ポケットに入れるのをやめる」、「防水でも風呂に持ち込むのをやめる」、「滑りやすい場所に置かない」、「ベッドに投げない」。当たり前と思うかもしれないが意外と意識できていない人が多い。
ディスプレイが割れれば修理費1~3万円（もしくは買取不可）、割れなければ修理費0円+不要になった際に高く売れる。この差を考えたことがあるだろうか。
②保険よりもアクセサリーへの出費がお勧め
破損した際などの保険が存在しているが、逆に何もなかった場合は掛け捨てとなる。仮に無償で修理できたとしても代替機を用意したりデータを移行したり時間のロスが非常に大きい。
だとしたら保護ガラスを買うとか、ケースを定期的に買い換えて「ずっと持っていたい」という所有感で満たす方がスマホを大切に持つ気持ちへと繋がるだろう。
最後に
最近では、壊れたら「修理する」というよりも「買い換えた方が早い」という考え方もある。確かにそれは間違ってはいないし、修理費より安く新しい物が買えたりする。
しかし、そもそも壊れなければ買い換える必要はなく、その端末の分の出費は大きく浮くはずであり、2年くらい経って買い換えの時期がきても下取りに出すなど、ある程度の価格で売ることができる。
給料が上がりにくい時代。だからこそスマホを物損から守り、修理費0円にした上で最終的には売ってある程度のお金が戻ってくるようにしたい。それだけで年間の支出は相当違ってくるはずだ。