先日の IFA にて発表されたソニーモバイルの旗艦モデル Xperia5 に悲報が流れ始めている。
内部ストレージ 128 GB として発表されたにも関わらず、日本国内モデルだけが半分の 64 GB になるという。
既に該当ページは削除されているが、削除前に撮影された画像から発覚している。
PC watchさんのリーク情報(既にストレージ容量の写真は削除済み)によりますと国内向けXperia5はストレージ64GBでほぼ確定の様です。https://t.co/Th4SfhZZ3P pic.twitter.com/6SuINC5Ubm
— iON (@240sx_hyogo) September 5, 2019
日本人が誇るソニーによって開発されたものが、日本モデルだけ不利なわけないと思う人もいるだろう。
Xperia1 も国内版は 64 GB
じつは現行モデルの Xperia1 も海外モデルは 128 GB なのに国内モデルは 64 GB でファンからは悲鳴が上がっている。
しかも海外の人は SIM カードを 2 枚入れながら 128 GB を使えるのに対し、国内版は SIM 1 枚だけで 64 GB の構成のみ。
これだけ不利な状況になると日本版を楽しみにしていたファンがガッカリするのも仕方あるまい。
しかも 5G が一部の国で始まっているこのご時世だからこそ 64 GB がお粗末に見えるわけだ。
ソニー窮地なのでは・・・
悲報はつづく。低価格モデルとして準備の進んでいた Xperia 20 がキャンセルされて発売されないことになった。
スマートフォン 3 万円時代の記事でも書いたように、いまは高級なハイエンドよりもコスパの高い低価格モデルが好まれる。
(春に展開された低価格モデル Xperia 10/10plus)
売上を伸ばすには低価格モデルがどのメーカーにも必須なのにも関わらず、ソニーはこれから冬にかけて Xperia 5 だけで戦うことになる。
それは無謀すぎる作戦であって、負け戦をしにいってるようなものだ。
最後に
ソニーモバイルは 3 年以上つづいた赤字に終止符をうったが、それはコストカットを徹底した結果であり本質的なものではない。
そしてファンの多い日本に対して冷遇なのもまず。ここはサムスンを見習うしかないだろう。
例えば今回の Galaxy Fold が韓国から発売されたように「まずはお膝元の日本で発売する」とか日本モデルだけ 256 GB があるとかやり方はあるだろう。
まずは海外の Xperia ファンが日本版を輸入したくなるくらいに、国内モデルを変えていく必要があるだろう。
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