3,800円という衝撃的な価格で入手したグースマホg08。前回は特徴に関してレビューしたが、今回は実際使ってみた感じを正直にレビューしていきたい。DSDS+micro SDという貴重な仕様でauが使えるのは大きな評価ポイントだ。
(ご丁寧にケースまで付属しているg08。日本のキャリアよりも、おもてなししてくれるような気がする・・・)
①重いゲームをしなければ十分なスペック
端末価格から察することはできるが、もちろんグラフィック処理が強いチップセットではない。重いゲームや動画処理には向かないが、言い方を変えれば「それ以外は大体の作業ができる」と言ってもいいだろう。
Antutuベンチマークは5万を越えている。数値自体は高くないがRAM4GBなのだから、サクサク動く十分だ。もっとも気になっていた「モッサリした感じ」がない。
②初心者、上級者を問わない使い心地
プリインストールアプリが多く入っており、使い方がよく分からない方にはぴったりだ。入力変換ソフトも筆者が最も愛用している「Google日本語入力」が最初から入っているため、使い始めから文字入力で困ることはないだろう。
(あれ、羊が入ってると思ったらヤギだったのは内緒)
対照的に、何でも使いこなせてしまう上級者にはプリインストールアプリが邪魔で仕方がないはず。ここも考慮されているのか、ほとんどのアプリがアンインストールできる仕様となっている。大手メーカーのような独自UIではないため、素のAndroidに近いUIを楽しむのもいいし、ランチャーを変えてカスタマイズするのも楽しい。
③「赤」が強い?カメラとディスプレイ
ところでカメラに関してはテスト中なのだが、何やら「赤」が強く映る。これはカメラの問題なのかと思いきや、撮影した写真を別のスマホに転送したところ自然な色で映っていた。
(g08で撮影した実際の写真。ごく自然に見えるのだが・・・)
ところが撮影中や撮影後、ディスプレイに映る写真の色は赤みが強い。画面の上から別のスマホで撮るしかなかったのだが次の写真をご覧頂きたい。
(g08を上から撮った様子。実際の色より赤いのがわかる)
(ついでにg08で撮影した外の風景。そこそこ普通に撮れている)
赤い色が全体的に強く、実際の色と少し離れている。カメラセンサーやレンズではなく、どうやらディスプレイのチューニングのような気もする。可能であるならば修正アップデートが欲しいところだ。
最後に
通常売価16,800円でこの品質は非常に素晴らしい。安いからモッサリするという事がなく、デザインも流行りにノッている感じがするだろう。そして初心者から上級者、世代を問わず誰でも気軽に持てる一台に仕上がっている。
まだ到着から2日目なので何とも言えない部分があるが、暫く使い込んでからまたレビューしたい。