「ゴミ箱」と揶揄された Mac Pro が 6 年ぶりにリニューアルされる。
価格は約 65 万円からと高額ではあるが、アップル社はそれなりに焦っているようだ。
「Mac Pro はアメリカで作れ!!」とトランプ大統領
Mac Pro のパーツは中国で製造されるため、米国輸入時には 25 % の関税が課されることになる。
アップルはこれを避けるべくトランプ政権に対し「Mac Pro のパーツ」に関して関税の免除を要請していた。
米国を発展にみちびく企業に関しては例外を認める方針があったからだ。
ところがトランプ大統領は Twitter でつぎのように発言。
Apple will not be given Tariff waiver, or relief, for Mac Pro parts that are made in China. Make them in the USA, no Tariffs!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) July 26, 2019
ザックリ訳すと、、
「アップルの中国製 Mac Pro のパーツに関して、関税逃れは許されない。アメリカでつくればいい!関税はないぞ!」
としてアップルの懇願を拒否した。
製品がとてつもなく巨額なだけに、25 % の関税となれば消費者が払うことになる。
いくらアップルが好きとはいえ、その価格に引いてしまうファンも出てくるだろう。
こうした事態に備え、またインド市場でのシェア拡大にむけてアップルは生産拠点をインドに構えつつある。
すでに "Made in India" の iPhone が登場しており、今後は欧州などにも投入される見込み。
このまま米中の貿易摩擦がふたたび加熱すれば Mac に関してもインドへの拠点移行が本格化するかもしれない。
関税のつけは消費者に回ってくるわけであり、日本では消費税が 10 月から 10 % になる。これは不幸でしかない・・・・
出典:Trump says he expects Apple to open manufacturing plant in Texas to avoid tariffs
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