ソフトバンクの宮内社長が iPhone 11 (仮)の発売日を 9 月 20 日と予測したことで一部のファンがソワソワし始めている。
発売から 10 日で消費税が 10 % になることも相まって、早くゲットしたい気持ちがより高まるのだろう。
しかし全体的にあまり盛り上がっていない気がするのは何故だろう。筆者の主観ではあるが感じることを書いていきたい。
価格面で盛り上がりに欠ける・・
盛り上がらない要因は大きくわけて 2 つあると考える。
1つは iPhone が高額化を続けていること。昨年は珍しく販売が失速して話題となった。
とりわけ XR が深刻で、アップル公式サイトに下取りキャンペーンが長らく掲載されていたのは記憶に新しい。
もっとも XR は廉価版の位置づけであり、上位モデルの iPhone XS Max 512 GB は 17 万円をこえる。
なかには「新卒の手取りではないか」という人が出てくるなど、あまり笑えない状況にあった。
今年は米中貿易摩擦をうけて iPhone への関税も否めず、昨年とおなじか高くなることも考えられる。
スマートフォンが 10 万円でも高いというのに 13 ~ 17 万円ともなれば買い控えが起こるのも無理はない。
スペック面で盛り上がらない
もり上がりに欠けるもう一つの要因はスペックだろう。
今年 Android では「ディスプレイ指紋認証」、「4 眼レンズ」、「5G 」、「完全ベゼルレス」が続々と誕生した。
これらの機能が iPhone に搭載されるのは 2020 ~ 2021 年、少なくとも今年ではないと言われている。
今年は我慢して 5G に生まれ変わった iPhone を来年移行に買おうという人が出てくるのも頷けてしまう。
もはや iPhone は時代を先駆ける立場から、追いかける立場になったのだ。
最後に
iPhone と言えば発売から 1 ヶ月は手に入らないほどに人気の商品だった。
秋葉原を巡回しながら「在庫状況」を Twitter に UP することが年中行事だったが、いつのまにかその必要性もなくなった。
むしろこれからは Apple Cash や Apple Card といった決済システムや Apple Arcade といったコンテンツを楽しむ時代なのかもしれない。
もちろん最新の iPhone であることが Apple には好ましいだろう。
ただし在庫をもたないビジネスへのシフトだとすれば、それは進むべき道として間違っていないはずだ。
今年の iPhone 、皆さんは買われるのだろうか。
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