当ブログでは最初 Galaxy Note 10/10+ をかなり酷評していた。
「何を売りにしたいのかわからない」とか「完全に行き詰まった」といった具合で、今年だけはスルーしようとまで言っていた。
しかし当然ながら買ってこそ見えてくる景色があるわけで、わざわざ香港まできて購入。その第一印象をお届けしよう。
特徴なきデザインは特徴的
商品を手にとってまず思うのは「何とも特徴のないデザインだ」ということ。
面積を求めたくなる長方形で「オシャレでも何でもないな」と、いちどは率直にガッカリした。
しかしよく考えてみよう。昨今は「ノッチ」や「可動式カメラ」など iPhone や中国メーカーのデザインが主流である。
そうしたスマートフォン市場の文脈においては、だれもやってない「新しさ」を感じたのも事実。
むしろそのシンプルさこそがデザインで、他社メーカーと差別化できた要素だと筆者は解釈している。
すると全てが新鮮にみえてきて、パンチホールすら斬新に感じられるようになった。
奇抜なデザインを追究するよりも、あえてシンプルにしたのは吉と出たのではないだろうか。
戦略的なデザイン戦略
外観に欠かせない話題はもう1つ、エッヂディスプレイだろう。
表面および背面のエッヂが均等で、結果的に取り回しやすさに繋がっている。
とくに Note9 と比べれば違いは歴然で、何なら無印 Note10 が不要に思うほど片手操作がすいすいだ。
余談だが 2016 年にお蔵入りとなった Galaxy Note7 がまさにこの手法をとっており、マニアックな人は懐かしさを感じるだろう。
(ちなみに S ペンは少しだけ取り出しやすくなった印象だ)
透明性と統一感あるブラック
ところで購入したカラー Aura Black は透明感ある色で、くろぐろしていない様子がとても美しい。
Xperia XZ Premium のディープシー・ブラックのような透明感で、高級感あるのは言うまでもない。
またディスプレイと筐体背面のカラーが 1 色に統一されている部分にカッコよさを感じたのでこれを選んだ。
最後に
というわけで最初は「ダサい」としか感じていなかった Galaxy Note 10+ は「久しぶりにきてる!」と言えるほどに美しく取り回しやすかった。
表面と裏面をつなぐエッヂの使われ方、ブラックの透明感など文句のつけようがない。
では肝心の中身はどうなのか。しばらく使っていろんな角度から少しずつレビューしていきたい。
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