クリスマスシーズンということで、Apple 製品が至るところでセールになっている。
MacBook Air 2019/ Macbook Pro 13 inch 2019 に加え、iPad 10.2 inch Wi-Fi モデルがヨドバシカメラで特価になっている。
エントリーでも Apple Pencil 対応
対象となるのは今年リリースされた第 7 世代 iPad 10.2 inch で、ラインアップは 32 GB と 128 GB の 2 種類。
割引後の価格は 32 GB 33,270 円、128 GB 44,270 円(いずれも税込)となる。
iPad 10.2 inch はアップル・ペンシル第 1 世代と純正キーボードに対応。もはや Apple Pencil 目当てに高額の iPad Pro を買う必要がなくなった。
CPU は iPhone 7/7 Plus と同じ A10 チップを搭載し、Apple が提供する様々なコンテンツほか iOS 13 搭載の iPad OS の新機能も楽しめる。
Android タブレット絶滅危機に・・・
少し話題を変えて Android タブレットの話をしたい。 iPad がこれほど手軽に手に入るせいか、Android 勢は数年前の活気をすっかり失っている。
ハイエンド CPU 搭載モデルに至っては 2015 年の Xperia Z4 Tablet を最後に日本ではリリースされていない。
この流れはグローバルでも同様でありスマホに匹敵する高スペック を誇るものは Galaxy Tab S シリーズ 1 種類のみだ。
(写真は韓国・ソウルのサムスン直営店で撮影)
例えば 2019 年は Galaxy Tab S6 が大人気ではあるのだが、価格は 6 ~ 10万円台と決して安くはない。
(PC ライクに使えるデスクトップモードを備えた珍しいタブレットだ)
しかもキーボードを合わせると 10 万円を超えることから、よほど Android や Galaxy へのこだわりがない限りコスパ的にも iPad が好まれるのがわかる。
iPad に Google が揃いすぎている
そしてもう1つ iPad が強い決定的な理由がある。Google Play ストアがないにも関わらず Google アプリが揃いすぎているのだ。
米中貿易戦争の影響でファーウェイの最新スマホ・タブレットは Google Play ストアを搭載できないことで話題になっているが、
よく考えれば iOSとて Google Play ストアはない。それでも Google Map, Gmail, Youtube, Chrome, Gboard など基本的なアプリは愚か Google Assistant まで利用できてしまう。
もはや Android のメリットをほぼ全て iPad で実現できるようになっているのだ。
最後に
MMRI の調査によれば日本のタブレット市場は Apple についでファーウェイが 2 位となっているが、米中戦争の煽りをうけて Apple 一強が現実味を帯びてきた。
製品寿命がスマートフォンよりも長く 5 年落ちの iPad Air 2 は中古価格がいまだに 2 万円近いのは誰もが驚くだろう。
アップル社としても教育現場で採用されている事を大きくアピールしていることから、学校法人などでの大量導入も相次いでいるのだ。
Android がタブレット風にも使える 2 画面スマホ、折り畳みスマートフォンに注力し始めたのも、タブレットに代わる活路を見出しているのかもしれない。
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