キャッシュレス社会の到来によってお財布が不要になったこと、そして銀行 ATM に長列を作ることが時代遅れだと書いてきた。
思いがけず色んな人が読んでくださったので、日常の時計すら財布になる例をご紹介したい。
単体で財布となる Apple Watch
通知や着信を知らせるだけでなく、スポーツや医療分野で私たちを支えるアップル・ウォッチはもはや説明するまでもないだろう。
この時計という名の優れもの、じつは Apple Pay が使えるのをご存知だろうか。
2016 年の Series 2 以降であればお持ちの iPhone と同期して Suica, iD, QUICPay が利用可能となる。
iPhone を家に置いて散歩やランニングしている途中、急に喉が乾いても Suica で買い物ができるのだ。
また Apple Pay 非搭載の iPhone 6s/SE もウォッチ側で Apple Pay が利用できるので使使ってない人は活用させてみたい。
簡易的なマネークリップとアップル・ウォッチがあれば、本当にお財布は要らなくなる。
wena wrist も財布になる!!
Felica 規格のなかで急成長しているのが iD, Edy, QUICPay で都内では waon や nanaco より普及している。
そしてこれらを搭載しているスマートウォッチが SONY の wena wrsit (ウェナ・リスト)だ。
同製品はベルト側にスマート機能を持っているのが特徴で、さまざまな企業とアナログ時計のコラボも繰り返してきた。
ISSEY MIYAKE、BEAMS、スワロフスキーなど高級ブランドや直近では日本初のスターウォーズ公式時計がデビュー。
スマートウォッチに疲れた人やアナログ時計を大切にしたい人が、自然と使いたくなるように設計されている。
「いやぁ Felica なら iPhone で充分だよ」という人には充電不要で楽天 Edy が埋め込まれたレザーバンドがお勧め。
興味深いことに楽天 Edy はアップル・ペイに導入されておらず、楽天カードは QUICPayに相乗りしている。
従って楽天経済圏で生きている iPhone ユーザーは wena wrist とアナログ時計を合体させれば完全無欠になれるはずだ。
最後に
この他にも VISA タッチ搭載 Garmin Pay が思い浮かぶが、現実的なのはこの 2 種類だろう。
ちなみに筆者くらいのレベルになると、アップル・ウォッチと wena wrist を合体し始めるので「うわ、さすがにコレはキモ!!」と思われるかもしれない。
【速報】Apple Watch Series2とwena wristが今日ここに合体。
これによりSuica、Edy、iD、Quick Pay、ヨドバシ、スタバ、Dポイントカードが利用可能となり腕時計の概念が根本から覆りました。
しかも防水、ハンマーでも割れない(;゜0゜) pic.twitter.com/ox4cG9ahB1
— Skyblue (@skyblue_1985jp) November 19, 2016
(我ながら自分でもキモいと思う・・・・)
盛り上がったのは数年前の話ではあるのだが、キャッシュレスの観点から見れば今こそ波がきているはずだ。
wena wrist pro は過去にもレビューしたので興味ある方はぜひ参照されたい。
財布もキャッシュカードも持たず、腕時計すらウォレットにして身軽になろう。
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