先月、銀座のソフトバンクショップで LG G8X の SIM を iPhone 用の SIM に交換してもらった。
これに関しては過去記事を参照して頂きたいのだが、My Softbank の請求をみたら手数料が 6,000 円になっている。
昨年 LG G8X 専用 SIM を iPhone SIM に変更してもらった件ですが、
機種変更手数料も取られて 6,000 円になってる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル pic.twitter.com/6Jc54rrHW3
— Skyblue@韓国 (@skyblue_1985jp) January 13, 2020
SIM 発行 3,000 円で済んだはずなのに iPhone を持ち込み機種変更したことで追加の 3,000 円が発生しているのだ。
これを見て怒ったりクレームを入れるつもりは毛頭ない。それより気になったのは筆者もお金にならない「クソ野郎」だったのかという疑問だ。
ドコモだけではない問題
報道されている通り、今月とあるドコモショップで機種変更にきた顧客をスタッフが「クソ野郎」と罵るメモが大きな話題となった。
たった一つの店でおきた事件を業界全体のことと扱うのは良くないと主張する人もいるが本当にそうだろうか。
じつは昨年からドコモショップ店員が「内部告発」と題してショップの実態を Youtube に UP していたし、
(Youtube 山d チャンネルさんから引用)
12 月にも書いたがドコモショップが抱える問題は人手不足やアクセサリー販売方法、頭金に関する説明など多岐に渡っていた。
それはソフトバンクショップも同じだ。LG G8X を機種変更したときにはスタッフにお願いされる形でクレカ作成に応じたし、
直営店でも iPhone の有料オプション加入に協力した。それでも足りずに 6,000 円の手数料になったのだろうか。
つまり「新規で契約しないクソ野郎だから取れるだけ取れ」とメモ書がスタッフ同士手渡しされる可能性はソフトバンクとて同じだろう。
10 月 1 日以降の値引き規制でスマホの売れ行きが芳しくないのは他キャリアだって同じ条件である。
たまたまドコモだっただけで、明日同じようなことが au ショップで起きても何ら不思議ではない。
最後に・・・
キャリアショップというのは、携帯電話黎明期につぎつぎと立ち上げられたそうだ。
しかし今や日本全国、津々浦々にまでケータイ・スマホが普及して機種変更のサイクルも長くなってきた。
また MVNO やサブブランドの台頭、通信と端末の分離政策も始まったことでショップ経営は一層苦しくなるはずだ。
総務省は一連の改革を投げ出さず、きちんとショップのあり方まで議論した方がいいのではないだろうか。
でないと同じようなことが再び起こりかねない。
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