Galaxy Note20 Ultra のレビューを投稿したところ、カメラの分厚さに関する質問を頂いた。
では実際どれくらい分厚いのか検証していこう。そして日常生活に与える影響についても触れたい。
日本の硬貨より分厚い・・・
じつは質問箱に「10 円玉くらい分厚いか」という投稿があって、それを思い出して検証するに至った。
さっそく 10 円玉をカメラ部分に並べてみると、、、カメラの出っ張りに届いてないことがわかる。。
ならば 500 円玉はどうだろう。。と試した結果、やはりカメラの出っ張りには届かないのだった。
インターネットで調べると 500 円玉の厚さは約 1.8 mm だという。ということは Galaxy Note20 Ultra のカメラ部分は 2mm に到達しているのではないだろうか。
ペン作業には支障がでる
この部分は市販のケース等で簡単に保護できるし、日常利用では出っ張りを邪魔に感じることは今のところない。
ただしケースを装着しても出っ張りは解消されず、ペン入力時に Note20 Ultra がガタガタ揺れて安定しないのだ。
したがってカメラ性能より文字入力を重視している人は Ultra より無印の Galaxy Note20 を選択した方がいいかもしれない。
その代わりカメラは凄い!!
ここまで書くとネガティブなイメージを持たれるかもしれないが、個人的に Galaxy Noe20 Ultra のカメラは数年ぶりに進化したと考えている。
先日レビューした 50 倍ズームでは Huawei P40 Pro+ を凌駕する完成度だったし、夜景やポートレート撮影でも悪くない結果を残している。
作例 : Galaxy Note20 Ultra 夜景モード
Huawei P40 Pro+ 夜景モード
Twitter に投稿したところ「光る看板の文字は Galaxy Note20 Ultra の方が読みやすい」という声を頂いた。たしかに甲乙つけ難いなかで、敢えて甲乙つけるなら Galaxy に軍配があがりそうだ。
またポートレート(ライブフォーカス機能)に改善を感じたのでご覧頂きたい。
Galaxy Note20 Ultra:ライブフォーカス撮影
Huawei P40 Pro+ :ワイドアパーチャ撮影
Galaxy Note20 Ultra :ライブフォーカス撮影
Huawei P40 Pro+ :ワイドアパーチャ撮影:
色味など好みの違いが出てくるかもしれない。ただ Galaxy Note20 Ultra の「背景ボケ」が歴代モデルに比べて高速化したのは強調しておきたい。
ポートレート撮影のみならず、カメラを構えて被写体以外がすぐボケる。これは Huawei や iPhone にできても Galaxy には無理なことだと諦めていた。
それをついに克服したのは小さいながら大きな進化である。
最後に
というわけで Galaxy Note20 Ultra のカメラは 500 円玉より分厚くてネガティブなイメージを持たれるかもしれない。
しかし頭 2 つ抜きん出たファーウェイのカメラ性能に近づいたこと、今後ケース選びを工夫すれば約 2 mm の段差は何とかなりそうである。
そして日常利用では特に邪魔にならないことを考慮すれば、結果的にネガティブな要素は思ったほど残らないと言えないだろうか。
少なくとも筆者は 5 年ぶりに気に入ったし、これから色んな検証をしていきたいと考えている。検討している人は何かしら参考になれば幸いだ。
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