NTT ドコモは 3 月 1 日、これまで 2,980 円(税別)としていた "ahamo" を 2,970 円(税込)に値下げした。
また dカード(ゴールド)で支払うと毎月ギガが増量されたり 10 % の dポイントが付与されるなど嬉しい特典が目立った。
そして極めつけがサービス開始とともに発売される対応機種、iPhone11 とその価格だろう。
(この他 Xperia1 Ⅱ と Galaxy S20 のドコモ版が用意されている)
同機種は白ロム相場でも 6 万を切ったことがない人気モデルで、現在では未使用品が入手困難になっている。
それが ahamo 新規・MNP 契約で 49,390 円(税込)となれば検討中の人には決定的な要素になるはずだ。
何気にロングセラーの iPhone11
とはいっても iPhone12 から見たら型落ち品の 11 は一体どんなスペックなのか簡単に整理しておこう。
iPhone11 は 2019 年 9 月に発売されたハイエンドモデルで、iPhone SE 第2世代と同じA13 Bionic チップを搭載する。
2 眼レンズにはシリーズ初となる超広角撮影や暗所に強いナイトモードが採用され、低価格モデルながら高いカメラ体験が味わえる。
左がiPhone11、右がiPhone XS Maxで撮影(;゜0゜) pic.twitter.com/o2MDkA9Vkw
— Skyblue (@skyblue_1985jp) September 28, 2019
また光学 2 倍ズーム、5 倍デジタルズームや 4K 動画撮影、60 FPS のビデオ撮影など も合わせるとカメラ性能は総じて高い。
ディスプレイは有機 EL ではなく液晶だが 6.1 インチの大画面は撮影した写真や動画を楽しむには最適な大きさだろう。
その防水・防塵、Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax、Felica(Apple Pay)、ワイヤレス充電、Face ID、eSIM、空間オーディオなどに対応し、現行モデルとしてラインアップされている。
つまり型落ちと言っても充分すぎるハイエンド機種であり、その人気ぶりは SIMフリー iPhone を扱う家電量販店の在庫状況からも明らかだ。
(ヨドバシカメラの在庫状況で、どの色も完売中)
白ロム市場でも「イオシス」や「じゃんぱら」で中古品が 6 万円を超える相場のなか、ahamo 契約で新品が 49,390 円(税込)になるのだから訴求力として強烈なインパクトがあるわけだ。
(2020 年 5 月頃の画像。白ロムは常に 7 万円を越えていたイメージだった)
ちなみにドコモの井伊社長によると "ahamo" は予想外のエントリー(事前申込)があって、サービス提供開始の当日は「待ち」が発生する可能性に触れた。
いったいどれだけのユーザーが iPhone を選ぶのか、はたまた "povo" と "LINMO" が同じ機種で対抗してくることはあるのか、3 社の展開が楽しみである。
Twitter をフォローする!@skyblue_1985jp