Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(SCR01)の検証開始から 3 日目。
au 5G ルーターとしては本当に快適で 3 日間 15 GB 制限を考慮しても利用価値が高そうだ。
ちょっと情報を整理。Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの直近3日間15GB制限は 4 日目から発生しますね。私が快適に使えているのは利用開始から間もないためで、この調子だとで数日置きに制限きそうです。
休日に 50 GB使っても普段 5 GB以下なら次の休みにまた無制限。そう考えると利用価値高いかな?🤨 pic.twitter.com/6AODsw9lPN
— Skyblue (@skyblue_1985jp) April 10, 2021
ではドコモ 5G はどうだろう。
もし接続できるならドコモ「5G ギガホ」で運用したほうが完全データ無制限のため au より有利で最強に思われる。
ところが実際に検証したところ現実的ではないことが分かってきた。
ドコモ 5G は接続できるが限定的
SCR01 に ahamo SIM を入れて SPモードを設定。
ドコモショップ丸の内店で検証したところ 4G B1 + B3 + NR n78 構成で 400 Mbps 越えを記録した。
これだけの速度が無制限で利用できるなら「ドコモしか勝たん」と思われるだろう。
たしかに自宅にこうした環境が揃っている人なら敢えてドコモにする価値はある。
しかしSCR01 は 4G B19 / B21/ B42/ NR n79 等のドコモ周波数に非対応で 5G 接続できた場所はかなり限られた。
ドコモ 5G 接続の条件が揃わないせいか本来すぐ繋がる場所でも弾かれて 4G になってしまうのだ。
(秋葉原でドコモ 5G を掴むカフェで検証。接続条件が揃わないせいか弾かれた)
同社 5G エリアはまだまだ狭い。その中でさらに繋がる場所が狭まるのならドコモ 5G ルーターとして活用するメリットは殆どないだろう。
むしろ先述した B19 が無いことでかえって地下・屋内・山間部で 4G にすら繋がりにくいデメリットが生じてしまうのだ。
もちろん SCR01 はタッチパネル式の UI が充実しており新しいタイプのルーターとして使っているだけでも楽しい。5G や接続性を求めず趣味の範囲で好きな SIM カードを運用するならありだろう。
ただし 5G 速度を十分に転送できる 5GHz 帯 Wi-Fi が屋外では利用できないことも相まって本格的なドコモ 5G 検証機として活用するのは難しい。
せめてもう少しドコモ周波数に対応した 5G ルーターが安価で出て来るのを待ったほうがよさそうだ。
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