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5G 日記・ 検証記録

povo eSIM 再発行に課題│eSIMのメリットが台無しである件

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au povo の eSIM を再発行したら意外にも時間がかかったので日記程度にシェアしたい。

またeSIMメリットを台無しにしていることに気づいたので併記していく。



eSIMのメリットとは・・

そもそもeSIMのメリットはショップに赴かずスマホやPCからいつでも発行できることではないだろうか。

(画像はLINEMO eSIMをインストールしている様子)

おかげで紛失してもネット環境があれば地球の裏側でも再発行できて手数料も0円であることが多い

また物理スペースが不要でデバイスの省スペース化に貢献したり1台のスマホに複数枚ストックできるなどソフトウェアならではの強みがある。

(motorola razr 5Gではアップデートで吹き飛んだ)

そうしたメリットを最大限に提供しているのが楽天モバイルで、同社は365日24時間対応可能。

ただしeSIMのメリットはキャリア次第で台無しになる。その例がタイトルの通りau povoと言わざるを得ない。

 

オペレーターへの電話が必須

au povoでeSIMを再発行するにはまず電話でオペレーターに接続せねばならない。

再発行依頼をかけた7月25日(日)は混雑で1時間待った。その割には本人確認と「eSIMを再発行したい」と伝えるだけ。もはや電話である必要性に疑問を持たざるを得ない。

電話を終えると1時間以内に「再発行手続き完了のお知らせ」を受信する。ところが、、

このメールを受信したのは20時過ぎ。電話とメールの待ちが2時間以上も及んだため今日中のを再発行は無理である事が確定した。

急ぎではないので仕方ないにせよ「来店の必要がなくスマホとPCがあればどこでも再発行可能」という手軽さが台無しになっていると言わざるを得ない。

さらに再発行できるのは営業時間内(午前9時~午後8時)のみ。再発行の手数料が0円なのは有り難いが、現状では使い勝手は明らかに物理SIMカードに軍配が上がってしまう。



eSIMを活かすも殺すもキャリア次第か

いい機会なのでeSIMのあり方について「どんなあり方が理想的なのか」少し考えてみた。

結果、楽天モバイルがベストな状態ではないだろうか。同社は365日24時間つねに再発行を受け付けており、オペレーターに電話するなんて行為はまったく必要ない。

その上でRakuten Mini、Rakuten Hand、Rakuten Big等、eSIM対応スマホのラインアップを拡充させている。いっぽうで既存3キャリアはiPhoneとPixel以外でのeSIM対応は皆無に等しく、総務省に言われて渋々やっている感が否めない。

やはりeSIMの存在価値(メリット)はキャリアのやる気次第で簡単に潰れてしまわないだろうか。

再発行できる時間に制限があったり、再発行手数料が発生したり、対応端末が増えないなど、どれか1つでも顕著になると流行る前から廃る気がしてならない。

(最近はWindows PCでもeSIM採用が散見される)

キャリアから見れば「顧客がわがまま」と言われそうだが、eSIMのメリットを最大限に引き出すのはキャリアの力量次第であり、使い続ける気が起きなければすぐに廃れてしまう可能性も否めない。

2021年秋にはMVNOにもeSIMが解放される予定なので、競争も含めてこの辺りが改善される事を願ってやまない。そしてpovoは可及的速やかに電話体制を撤廃してもらいたい。。

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