SIMロック解除義務化が本格化され、ようやく契約して即日(または翌日)SIMロックが解除できるようになった。長く使うにしても譲るにしてもSIMフリー化されたスマートフォンの価値は高い。
今、新生活応援と称して一括0円でスマホをばら撒くキャリアが多い。ただし、「購入サポートで一括0円」なのか、「購入サポートなしで一括0円」なのか。これによってSIMロック解除できる期間が3ヶ月以上違っておくのでぜひしっておきたい。
①即日ロック解除できるのは購入サポートなしの場合
「一括で支払えば基本的に即日ロック解除できる」という認識の方が多い。間違ってはいないのだが、それは購入サポート一括0円ではない買い方となる。
言い換えれば「端末は一括0円、加えて24ヶ月間の割引が入る」買い方が即日ロック解除できる。端末はタダ、維持費も激安になる理想的な一括0円だ。
(先日一括0円で入手した507SH。24ヶ月の割引があり、SIMロックも解除できた。これが購入サポートだったら料金の割引もなく解除可能日も101日後となる)
②購入サポートで契約する場合、基本的には101日目まで解除できない
「一括0円で残債はないのだから、SIMロック解除できるはず」という考えに至るのは自然なことで、実際に購入サポート一括0円でも即ロック解除できる機種も稀にあるようだ。
ただ原則は分割を組んだり、購入サポート利用ではロック解除可能になる日が契約から101日後となる。今日現在で言えば、Y!mobileが一括1円でバラ撒いているiPhone SEなどが購入サポートにあたる。
③最後に
一括0円で入手して「余ったら手放そう」と考えている場合、分割支払金がなくともSIMロックありだと買取価格は下がる。101日後にSIMロックを解除できるのだが、その頃の買取価格が今と同じかどうか、誰も保証できない。
端末をずっと使うつもりなら購入サポートでもありなのだが、すぐ手放したい場合は可能な限り購入サポートなしの一括0円を入手したい。