円安の影響が「iPhone12」相場を直撃している。
4月上旬に57,980~59,800円で推移していた白ロム価格は本日67,980円を記録。
秋葉原、iPhone12相場は下がると思いきや2,000円程度上がっております(`・ω・´)ゞ pic.twitter.com/ivWdtZs864
— Skyblue (@skyblue_1985jp) March 28, 2022
(3月下旬から値上がり傾向にあった)
筆者調べでは2週連続の値上げで、先週比で7,000円も値上がっている。
一体なぜこんなことが起きるのか解説したい。
秒速で海外に流れている
iPhone12は各キャリアの投げ売り対象となり、3月には全国各地で一括「1円」で販売されていた。
(秋葉原地域でも3月が顕著だった)
なかには入手したiPhoneをそのまま売却する人もいて、白ロムショップで57,980円~60,980円相場で販売されてきた。
ところが円安が加速したいま海外系買取ショップでiPhone12の取引価格が上昇。
なんと国内相場を大きく上回る60,000~67,000円で買い取られているのだ。
(某海外系白ロムショップ)
つまり極論をいえば秋葉原で買った商品をそのまま海外ショップに持ち込めば利益がでる可能性が出てきたわけだ。
実際にそうした動きがあったのかもわからない。
しかしこの土日で国内ショップの在庫は激減しており結果として海外需要に釣られての7,000円規模の値上げに踏み切ったものと考えられる。
1円iPhoneだけではない
海外流出しているのは何も1円iPhoneだけではない。iPhone13 Proシリーズはアップルの販売価格よりもたかく買い取られている事が発覚。
(同じく某海外系買取ショップ)
アップルはこうした為替のバランスを考慮して各国の販売価格を決定するのだが、日本人ユーザーの買いにくい状況が続けば価格が改定されるだろう。
それはもちろん値下げではなく値上げである。投げ売りが実施されているiPhone12以外の機種、例えばiPhoneSE 第2世代、第3世代もおなじ理由で相場が上昇するのではないだろうか。
今年iPhoneを検討している人は新品・中古問わず安いうちに買った方がよさそうだ。
Twitterをフォローする!@skyblue_1985jp